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環境ニュース[国内]

三井化学、廃プラ分解油によるケミカルリサイクル製品の製造開始

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2024.04.25 【情報源】企業/2024.03.22 発表

三井化学株式会社は、株式会社CFPより調達した廃プラスチックを原料とした熱分解油を、同社の大阪工場のナフサ分解装置(クラッカー)へ投入し製造したケミカルリサイクル由来の誘導品(化学品・プラスチック)の製造・販売を開始した。
今回使用する廃プラ分解油は、廃プラスチックを石油由来ナフサやバイオマスナフサと同様の炭化水素油まで分解したもの。それをクラッカーに投入して製造されるエチレン、プロピレン、C4・C5留分、ベンゼンといった基礎原料を使用するため、製造される誘導品(化学品・プラスチック)の物性は既存品と同等となる。

また、同社では、花王株式会社が関与した廃プラスチックを原料としたリサイクルプラスチックを製造し、再度花王製品に使用するというケミカルリサイクルによる循環型スキームの実装に向けた共同検討も開始すると発表した。

【三井化学株式会社】

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