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環境ニュース[国内]

日露賢人会議第1回会合がモスクワで開催 ロシアの京都議定書批准にも言及

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.04.23 【情報源】外務省/2004.04.14 発表

 2004年4月14日、ロシア・モスクワ市庁舎別館で日露賢人会議第1回会合が開催された。
 日露賢人会議は小泉首相が2003年6月に、ロシアのプーチン大統領にあてた親書の中で設立を提案し、同年10月のAPEC首脳会合の際に開かれた日露首脳会談で設立が合意された会議。日露の有識者が自由な立場で日露関係の中長期的な展望を議論し、政府間の取り組みの参考にすることを目的としている。
 今回の会合では、「日露行動計画(注1)」に基づき、日露関係が幅広い分野で進展していることについて日露双方の委員が評価を示したほか、領土問題、安全保障分野の協力、経済分野の協力、人的交流などが検討された。
 なおこのうち、経済分野の協力については、サハリン1・2プロジェクト(注2)に代表されるエネルギー分野での協力の進展が歓迎されたほか、エネルギー分野の協力に関連して環境問題の重要性、ロシアの京都議定書批准問題が言及された。

(注1)2003年1月の小泉首相訪露時に採択された日露協力のための指針。
(注2)ロシアのサハリン州北東部大陸棚で進められている大規模石油・天然ガス開発事業「サハリンプロジェクト」のうちの最初に着手された2つのプロジェクト。日本をはじめロシア・米・インドなど各国企業が出資している。【外務省】

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