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環境ニュース[海外]

農家からのバイオガス利用のためのパイロットプロジェクト

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2004.06.23 【情報源】ドイツ/2004.06.07 発表

 ドイツ連邦環境省は、バイオガスの有益性を証明するためのパイロットプロジェクトに、「環境負担を削減するための投資プログラム」から合計36万ユーロ(4680万円)を投資している。これは、東部ドイツのLuckau町の農家で行われているプロジェクトで、とうもろこし等からバイオガス堆肥を生産している。生産されたバイオガスは、ブロック式コジェネレーション施設に運ばれ、そこで、電気と熱を生産する。電気は電力網に直接送電され、熱は、地域暖房に利用される。石油に代わって、この熱を地域暖房に利用することにより、年間1600トンのCO2を削減することができる。
 トリッティン環境大臣は、「このパイロットプロジェクトによって、農家は、バイオガスを利用して、(再生可能エネルギーを固定価格で買い取ることを義務付けた)再生可能エネルギー法の利益を得ることができることを証明できる」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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