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環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦内閣が製造者に対する使い捨てプラスチック製品処理費用負担を定めた法案を承認

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2022.11.18 【情報源】ドイツ/2022.11.02 発表

 ドイツ連邦内閣は、使い捨てプラスチック製品基金法案を承認した。これは、特定のプラスチック製品による環境への影響の低減に関するEU指令第8条1項から7項を国内法に転換するもので、使い捨てプラスチックを使用した特定の製品の製造業者に公園や街路での廃棄物処理費用の負担を定めている。該当する製造業者は、ドイツ連邦環境庁(UBA)が管理する中央基金に賦課金を納めることになる。賦課金額は過去に市場に出した対象製品の種類と数量に基づいて決定され、自治体は廃棄物処理や啓蒙活動にかかる費用として、基金から資金を受け取る。対象製品にはプラスチックフィルター付きのタバコ製品、飲料用容器やカップ、持ち帰り用食品容器などが挙げられている。製造業者に対する賦課金の具体的な金額や市町村等への納付制度は、今後、法規命令で制定される。現在、必要な基礎データを収集する委託研究が行われており、その最終報告書は連邦議会における協議前に発表される。法案は、連邦議会での可決後、連邦参議院で審議される。
【ドイツ連邦環境省】

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