一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連環境計画、砂漠化対処条約COP17で生態系回復の優良イニシアティブ3件を表彰
【地球環境 砂漠化】 【掲載日】2026.09.10 【情報源】国連/2026.08.26 発表
国連環境計画(UNEP)は、砂漠化対処条約第17回締約国会議において、生態系回復の取組3件を優良事例として表彰した。2030年までに世界で10億ヘクタールの土地の回復を約束する「国連生態系回復の10年」(2021〜2030年)に基づく表彰で、これまでに27件が選ばれている。
今回の3件は、干ばつ、砂漠化、気候変動に直面する地域において劣化した生態系の回復を通じて土地の生産性を高める活動を行っている。
・ブラジル
生物多様性豊かなサバンナであるセラードの回復の取組。180の団体、先住民、農家などが9州で取り組む。天然更新、在来種のアグロフォレストリーなどにより200万ヘクタールの回復をめざす。
・サウジアラビア
国の緑化計画として放牧地、森林、砂漠、都市、沿岸の劣化した景観の回復の取組。森林再生、集約放牧、在来種の再導入、雨水貯留などにより250万ヘクタールの回復と2億本超の植樹、雇用創出などをめざす。
・サヘル
世界食糧計画主導でチャド、マリなど5ヶ国で劣化した土地47万ヘクタールの回復と、生計と食料システムの強化をめざす。
【国連環境計画】