一般財団法人環境イノベーション情報機構
第44次南極地域観測実施計画が決定
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2002.06.25 【情報源】文部科学省/2002.06.21 発表
平成14年6月21日に開催された第120回南極地域観測統合推進本部総会で、第44次南極地域観測実施計画が決定された。計画によると、第44次南極地域観測隊は越冬隊40名、夏隊20名の計60名の編成。平成13〜17年度を対象とする「南極地域観測第6期5か年計画」に基づき、「南極域からみた地球規模環境変化の総合研究」、「南極域から探る地球史」をテーマとした研究観測を重点的に実施する。
このうち「南極域からみた地球規模環境変化の総合研究」は、過去70〜80万年にわたる古環境を復元するドームふじ観測拠点における氷床深層掘削、沿岸海洋底や湖沼底の掘削、現在・過去数百年の環境変動シグナルを調べる大気科学、海洋科学、生態学の諸観測、極域超高層大気リモートセンシング観測など多様な研究内容を含むプロジェクトで、冷源として全地球の環境に大きな影響を及ぼしている南極大陸の環境変化を解明し、地球環境問題の解決の基礎データとすることが意図されている。
同隊のうち越冬隊40名、夏隊17名は平成14年11月下旬に成田空港を出発し、オーストラリアのフリーマントルで南極観測船「しらせ」に乗船した後、昭和基地へ向かう。越冬隊は平成15年2月に現在越冬観測中の第43次越冬隊と業務を交代し、平成16年3月下旬に帰国予定。夏隊は第43次越冬隊と共に平成15年3月下旬に帰国する予定。【文部科学省】