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環境ニュース[海外]

「コミュニティレベルの温室効果ガス排出量のグローバルプロトコル」試行版を自治体機関等が発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.06.04 【情報源】その他/2012.05.14 発表

 C40(大都市気候先導グループ)と「イクレイ―持続可能性をめざす自治体協議会」は、世界資源研究所や都市同盟共同作業プログラム(世界銀行グループ、国連環境計画(UNEP)等)、および各地の地方自治体との連携のもと、「コミュニティレベルの温室効果ガス排出量のグローバルプロトコル(コミュニティプロトコル)」策定の取組を進めているが、その試行版を、2012年5月14日、ドイツで開催中のUNFCCC気候会議のサイドイベントで発表した。
 コミュニティプロトコルは、都市の規模や地形を問わず、都市・自治体レベルでの温室効果ガス排出量の測定・報告プロセスを統一することを目的としている。透明性、一貫性、共通性のある、最低限の統一基準を設けることによって、主要な排出源である都市に対し、効果的な気候行動や資金調達の機会を提供し、各国政府のさらなる取組を促すという。今後は、今回のプロトコル試行版を選定都市で試験的に実施し、その結果や各国の専門家から寄せられた意見を基に、2012年内に正式なコミュニティプロトコルを策定するという。また、この取組に、UNEPや世界銀行グループなど、気候や持続可能性に取組む国際機関とともに、さらに多くの都市とのパートナーシップ拡大に努めて行くとしている。【世界資源研究所

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