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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、再生可能燃料基準(2014年)案を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.11.29 【情報源】アメリカ/2013.11.15 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、2014年に自動車用燃料に混合する再生可能燃料の目標量(再生可能燃料基準、RFS)案を公表した。これは、2007年エネルギー自給・安全保障法(EISA)のもと、アメリカで生産または輸入される自動車用ガソリン・ディーゼルに混合する再生可能燃料の量を、議会の要請に基づき毎年提案されるもので、今回の基準案には、2014年基準を設定するための様々なアプローチ、主要4燃料区分の生産・消費量の範囲と使用目標量が示されている。今後パブリックコメントを募集する。
 RFSプログラムは、アメリカの温室効果ガスの削減、再生可能燃料産業の拡大、外国産石油への依存軽減をめざし2007年に議会が設置した。現在、アメリカで販売されるガソリンのほとんどは10%エタノール混合ガソリン(E10ガソリン)だが、現在のガソリン消費量は2007年当時の想定量をはるかに下回っており、今後エタノールの使用を増やすには、E15、E85といった高エタノールガソリンンの使用量を増やす必要があるという。政府は、こうした高エタノール混合ガソリンの使用を促すため、2001年型以降の自動車へのE15使用承認、E15の販売用のラベル表示規則導入、フレックス燃料給油ポンプの普及推進など各種措置を既に実施している。今回の提案では、こうした促進策についてもコメントを募集している。【アメリカ環境保護庁】

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