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環境ニュース[海外]

国際海事機関、国際海運のネットゼロ枠組みの議論を1年先送り

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2025.11.05 【情報源】国際機関/2025.10.17 発表

国際海事機関(IMO)は、2025年10月14〜17日に開催された同機関の海洋環境保護委員会(MEPC)の臨時会合において、「IMOネットゼロ枠組み」の採択に向けた協議を1年延期することを決定した。

「IMOネットゼロ枠組み」は国際海運における温室効果ガス排出削減のための規制として、「船舶による汚染防止のための国際条約(マルポール条約)」附属書VI改正案に盛り込まれ、改正案は2025年4月の第83回MEPCにおいて承認されている。

「枠組み」はIMOの2023年の船舶からの温室効果ガス排出削減戦略に沿って策定され、主に2つの要素(船舶燃料の国際基準、温室効果ガス排出の価格付けの仕組)で構成されている。

今回の臨時会合はこの改正案の採択をめざして開催されたが、1年延期の決定を受け、加盟国は会期間作業部会で枠組み実施のためのガイドライン策定作業を継続していくという。

国際海事機関

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