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環境ニュース[国内]

国家割当計画提出マラソン ようやく完走!

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.07 【情報源】/2005.06.20 発表

 欧州委員会は、ギリシャの2005−07年期のCO2排出枠割当計画を承認した。この決定をもって、EU排出量取引スキーム第1期の全ての国家割当計画の審査が完了した。
 ギリシャの割当計画は141施設を対象とし、すべての施設が取引適格を持つ。2005−07年期にCO2 2億2330万トン分の排出枠が割り当てられた。欧州委員会は、ギリシャがいわゆる事後調整を撤回することを約束したので計画を承認した。
 ギリシャの計画の承認をもって、全てのEU加盟国の国家割当計画の審査が終了した。EU全体で、CO2約65億7000万トン分の排出枠が、1万1400余りの施設に与えられた。25カ国計画のうち、14カ国で割当総量を削減することが求められた。これにより、CO2 2億9000万トン分の割当(約4%に相当)が削減された。また、13カ国で、事後調整が不許可とされた。
 割当手続きの最終段階は、各国で、電子登録口座に企業の排出枠を分配することである。9ヶ国はこの段階にあり、承認された排出枠の50%は既に取引段階にある。残り16ヶ国も、登録システム開始の最終段階及び/または割当計画の修正段階にある。【欧州委員会環境総局】

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