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環境ニュース[海外]

ブッシュ政権 再生可能燃料の使用を倍増へ 2007年はガソリンの3.71%を再生可能燃料に

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2006.09.13 【情報源】アメリカ/2006.09.07 発表

 ブッシュ政権は9月7日、エタノールやバイオディーゼルといった再生可能燃料の使用を倍増させることで、海外の石油への依存度を軽減することを目指す、再生可能燃料基準(RFS)プログラム案を公表した。これにより、石油使用量を年間39億ガロン、温室効果ガス排出量を年間1400万トン削減することができると予測されている。
 今回の規則案は、2007年に、国内の自動車利用者に販売・供給されるすべてのガソリンの3.71%を、再生可能燃料とするよう提案する。なお、EPAは、昨年12月、2006年においてこれを2.78%とするエネルギー政策法の初期基準を実施する規則を公表している。
 また、今回の規則案では、産業界が2007年およびそれ以降にRFSを遵守する方法も示されている。この規則案は、遵守ツールと、このプログラム全体に不可欠な、クレジットおよび取引システムを定めている。
 なお、RFSプログラムは、国内で使用される再生可能燃料の最低量を定めるものであり、燃料生産者等がこれより多く使用することは可能である。2006年において、国内で自動車燃料として消費される再生可能燃料は約45億ガロンとされているが、RFSプログラムは、これを2012年までに、少なくとも75億ガロンとすることを要求している。【EPA】

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