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環境ニュース[海外]

フランス・テニス連盟 環境対策でも好プレー!?

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2009.06.18 【情報源】フランス/2009.06.09 発表

 フランス テニス連盟(FFT)が、環境・エネルギー管理庁(ADEME)と協定を締結し、環境への取り組みを約束してから1年が経ち、これまでの歩みと今後の展望が公表された。
 2008年には、環境プログラム「フランステニス連盟と環境」が開始された。目標を定める「環境憲章」の制定、「環境委員会」の活動が、組織としての2つの手段となっている。環境委員会では、テニスの4大国際大会の一つ、全仏オープンについて、温室効果ガス排出量を計測した「炭素バランスシート(Bilan Carbone)」を作成。また、2008年には、省エネ、ゴミ、交通、市民への普及啓発といった分野で取り組みを行ったが、2009年も継続する。さらに、使用済みテニスボールのリサイクルを進める「黄色いボール」キャンペーンも展開していく。
 2010〜2014年については、以下の活動を実施する予定。
●他のグランドスラム・トーナメントと協力して、「環境責任」を果たすための共通の指針の策定を検討する、
●関係団体との契約に環境・社会条項を盛り込む、
●エコラベル関連商品コレクションの開発、
●オーガニックコットンなどの素材、その認定について検討、
●選手移動のためにハイブリッド車を使用する、
●コートへの分別収集ボックスの設置、
●水消費量の削減、
●全仏オープン会場の新ローラン・ギャロス・スタジアムでの「高環境品質(HQE:環境に配慮した建物等の認定)」の取得
●36リーグで、「黄色いボール」キャンペーンを展開
【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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