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環境ニュース[海外]

イギリス 2008年の河川の状況について発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.09.16 【情報源】イギリス/2009.09.08 発表

 イギリスで、2008年の河川の状況を示す指標が発表された。これは政府の持続可能な開発戦略のための68個の指標のひとつ。
 この指標は生物学的・化学的に水質を調査したもので、各指標は河川の全長のうち、水質が優良とされた割合を示している。主な結果としては、イングランドでは、生物学的に良好とされたのは72%(2006年・07年同様)、化学的に良好とされたのは79%(2006年76%)。ウェールズでは、生物学的に優良とされたのは88%(2007年は87%)、化学的に良好とされたのは95%だった(2005〜2007年同様)。
 化学的な水質の検査では、溶存酸素アンモニア、生物化学的酸素求量(BOD)をもとに評価しており、イングランドではBODは2007年から減少している。
 生態学的な水質の検査は大型無脊椎動物の数をもとにしている。なおスコットランドでは生物学的、化学的、栄養質などが一緒になった結果がでているが、方法論が異なるため、比較の際には注意が必要である。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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