一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

スウェーデン環境相、短寿命気候強制成分(SLCF)削減への国際的取組のためアメリカ・ワシントンを訪問

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.02.24 【情報源】スウェーデン/2012.02.10 発表

 スウェーデン環境省は2012年2月10日、レーナ・エク環境相が2月15、16の両日にアメリカ・ワシントンを訪問し、16日にクリントン国務長官とともに短寿命気候強制成分(SLCF)排出量削減のための国際的取組を開始すると発表した。SLCFは、ブラックカーボン粒子、オゾンメタンの総称。二酸化炭素など大気中に長期間とどまる温室効果ガスと比較するとその寿命は短く、従って排出削減措置も比較的迅速な効果が得られるとされる。大気中のSLCF濃度の削減は、気候変動抑制、大気汚染の減少のほか、健康や農作物生産にも好ましい効果があるという。スウェーデン政府は積極的にその発生・排出の削減に取組んでいる。今回、スウェーデン、バングラデシュ、カナダ、ガーナ、メキシコ、アメリカが共同で、SLCF排出量削減のための国際協力関係をスタートさせた。同取組の開始は、2月16日、アメリカ国務省で執り行われる。【スウェーデン環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース