一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

国連、持続可能性向上のため法の役割強化に向け取組開始

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2012.04.09 【情報源】国連/2012.03.26 発表

 国連環境計画(UNEP)は、法律の役割を強化して環境の持続可能性を促進する国際的な取り組み、「環境持続可能性のための公正、ガバナンス、法律に関する世界会議」を、2012年6月17日から20日まで、リオデジャネイロで開催する。UNEPと参加団体は、この会議に向けた準備プロセスを開始した。
 1972年ストックホルム国連人間環境会議や1992年の地球サミットを機に、多くの多国間環境協定の交渉が行われてきた。そのうちの一つ、モントリオール議定書では各国が法的枠組みに合意して取り組み、オゾン層を破壊する物質の使用を98%削減することに成功した。しかし、多くの場合、環境保全の責任が複数機関に分散するなど、環境ガバナンス(統治)は断片化しており、これが他の多くの多国間環境協定の実施を妨げている。「世界会議」では、環境法の将来、社会的公正と環境持続可能性への新しいアプローチ、国家・地域・世界レベルに於ける環境ガバナンスの効率向上、の3点を議論して「国連持続可能な開発会議(Rio+20)」に報告する。世界会議は、長期的には、環境の法とガバナンスのための重要なプラットフォームとなることを目指すという。【国連環境計画

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース