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環境ニュース[海外]

国連環境計画、「環境持続可能性のための公正、ガバナンス、法律に関する世界会議」を開催

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2012.06.28 【情報源】国連/2012.06.17 発表

 法律の役割を強化して環境の持続可能性とグリーン経済への移行促進に取り組む「環境持続可能性のための公正、ガバナンス、法律に関する世界会議」が、国連環境計画(UNEP)の主催で世界60か国以上の法曹関係者や閣僚が出席し、2012年6月17日から20日までリオデジャネイロで開催される。
 UNEPが先ごろ発表した「地球環境概況5」(GEO-5)では、世界の重要な環境目標90項目のうち大きな進捗があったのは4項目にすぎないと報告されている。その背景には、環境保全の責任が複数の機関に分散するなど環境ガバナンスの断片化が環境目標の達成を妨げるといった法的な障壁もある。この世界会議では、多国間環境協定を強化し、環境問題への法的対応強化を通じて持続可能性を支えるための、新たな法的アプローチについて検討する。さらに、公正・ガバナンス・法律の発展のための原則を示し、恒久的な組織の必要性等も含めた成果文書を、「国連持続可能な開発会議(Rio+20)」に報告するという。
 会議では、
1)環境法の未来
2)社会的公正と環境持続可能性への新アプローチ
3)国内・地域・地球レベルにおける環境ガバナンスの有効性向上
をテーマに、国際環境犯罪、国家管轄権のおよばない地域、環境ガバナンスの断片化、人権法と環境法の関係等について話し合うという。【国連環境計画

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