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環境ニュース[海外]

イギリス気象庁、2012年夏は100年間で最多降雨と発表

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2012.09.21 【情報源】イギリス/2012.08.30 発表

 イギリス気象庁は、イギリス全土における夏季3か月間(6〜8月)の降雨量が370.7mmに達し、1912年の最多記録(384.4mm)以来、観測史上2番目の降雨量になったと発表した。4月及び、4〜6月における降雨量も、最多降雨量を記録している。
 8月1ヶ月間では、降雨量が109.5mm、日照時間が154時間と、夏季3か月間で最も乾燥かつ日照量の多い月となった。8月の平均気温は15.3℃で、年間最高気温も8月18日にサーフォーク州キャベンディッシュで32.4℃に達している。
 しかし夏季3か月間でみると、日照量は413時間と、1987年の402時間に次ぐ極めて少ない記録となった。気温についても3ヶ月間の平均気温は13.9℃で、前年の13.7℃は上回ったものの、長期平均を0.4℃下回り、比較的冷夏となった。この3ヶ月を通じ気象が不安定であった理由は、上空高く帯状に流れる速い西風(ジェット気流)の動きが原因と考えられるという。
 イギリス気象庁は、国の気象機関としての気象と気候の公式記録を管理しており、この記録を基に国および地域レベルでの気候の監視が行われる。【イギリス気象庁】

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