EU　都市の気候変動への脆弱性を示す地図を公表

　欧州環境庁は、欧州環境庁のオンラインマップ「Eye on Earth」に、都市の気候変動への脆弱性を示すインタラクティブマップを追加したことを公表した。対象となる都市数は500以上であり、洪水予防への取り組みや熱波に対する緑のカーテンの導入など、これらの都市の気候変動への適応に対する課題を知ることができる。例えば、熱波に対するリスクとしては、「緑地帯」や「人口密度」、「熱帯夜や真夏日の予想数」といった3層の地図が用意されており、ユーザーは、熱波に関する地図と熱波に敏感な高齢者の割合に関する情報を組み合わせることができる。欧州環境庁は、このオンラインマップにより、気候変動に適応するためのヨーロッパの都市の課題について印象付けることを目指している。【欧州環境庁】