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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ傘下が開発した、世田谷区所有の神奈川県三浦市の太陽光発電所が完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.03.05 【情報源】企業/2014.03.03 発表

 日本アジアグループ傘下で不動産開発、太陽光発電施設建設・管理の国際ランド&ディベロップメント(国際L&D)が、神奈川県三浦市の土地に開発した太陽光発電所が完成し、3月1日に本格運転を始めた。この土地は、東京都世田谷区が所有するもので、国際L&Dが同区に設備を賃貸する。同区が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて売電する。
 この太陽光発電所は、ぜんそくなど健康上の不安のある児童たちが学ぶ施設として2005年まで41年間設置されていた世田谷区立三浦健康学園の跡地約8695m2に造った。「世田谷みうら太陽光発電所」と名付けられ、約0.42MW(420kW)の出力がある。年間で一般家庭約130世帯の年間使用電力量に相当する約43万8800kWhの発電電力量を見込んでいる。
 国際L&Dと、同じ日本アジアグループ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングの国際航業が共同提案した。世田谷区が発電事業者になり、国際L&Dが維持・管理業務を担当する。国際航業は発電所を活用した地域貢献や区民向けの情報発信を行う。区は三浦市と災害時の設備利用協定を結び、市は発電所を一時避難場所や非常電源に利用できる。
 インターネットを介してパソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)で発電量データがリアルタイムに確認できる仕組みを構築し、事業を説明するパンフレットも作成した。日本アジアグループは高効率で非常時を考慮した設備計画と、遠隔監視システムを使った完成後の管理・保守の提案・実施を推進する。今回の発電所完成を弾みに事業を強化する。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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