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環境ニュース[国内]

佐川急便、東京の大手町・丸の内・有楽町地区でEV商用車による集配業務を開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.03.17 【情報源】企業/2015.03.13 発表

 佐川急便は、東京の大手町・丸の内・有楽町(大丸有)地区で日産自動車の電気自動車(EV)商用車「e-NV200」を活用した集配業務を3月1日に始めた。これまで同地区で低公害車両として使っていた5台の天然ガストラックを5台のe-NV200に置き換えた。同地区内で進めている環境負荷の低い物流の構築を加速させる。
 e-NV200は走行中にCO2を排出しない環境対応車のEVであることに加え、従来の箱形ボディーのワンボックス車と比較して床が低いため乗降性が高く、荷物の積み降ろしがしやすい。作業環境に優れているため、集配作業が効率化するという。e-NV200は日産が「リーフ」に続いて展開するEVで、日本で2014年10月に発売された。
 後部座席に防災用の電力供給機能を備え、緊急時の電源にして大丸有地区のBCP(事業継続計画)に役立てる。佐川急便は、隣接する神田、秋葉原地区を含む「大丸有・神田地区等グリーン物流促進協議会」と分科会「大丸有地区エリア集配実験実行部会」で検討しているグリーン物流構築の一環でe-NV200を導入した。
 グリーン物流促進協議会は共同輸送・配送に関する連絡調整組で、エリア集配実験実行部会は集配が中心だ。佐川急便は両組織から大丸有地区全体の物流コーディネート業務を受託していて、2014年10月から取り組んでいる。今後も促進協議会、実験実行部会と連携しながら温暖化対策と交通環境改善を図る。【佐川急便(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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