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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、パーソナルモビリティーのシェア実証をパーク24と都心部で実施

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.02.27 【情報源】企業/2015.02.25 発表

 トヨタ自動車は、パーソナルモビリティー(個人の移動手段)のシェアリング実証実験を駐車場・カーシェアリング事業のパーク24とともに東京都心部で実施する。トヨタの超小型電気自動車(EV)「i-ROAD(アイロード)」、同社が愛知県豊田市で実証運用する都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」と、パーク24のシェアリングサービスを組み合わせた。
 実証実験は4月10日から9月末までの約6カ月間行い、商業施設や観光場所などへの移動を中心にする利用状況や使用者の意見を基に、有用性を検証する。パーク24が運営する拠点「タイムズステーション有楽町イトシア」(東京・千代田区)でアイロードを貸し出し、同拠点と東京タワー、浅草、お台場、東京ドームの5カ所のステーションで返却を可能にする。
 パーク24のカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の法人会員と、ポイントプログラム上位の個人会員を対象にする。シェアリング用アイロードは5台あり、ウェブ予約画面でアイロードの空き状況を検索して予約する。料金は15分当たり412円で、2時間半まで利用できる。初回乗車時には事前講習を受ける必要がある。
 アイロードは全長234.5cm、全幅87.0cm、高さ145.5cmのコンパクトな1人乗りEVで、リチウムイオン電池で駆動し、時速60kmの最高速度がある。ハーモは、車など個人の乗り物と公共交通を連携させる交通サポートシステムを指す。トヨタは今回の実証実験を通して、都心部でのパーソナルモビリティーの使い勝手や利用者の行動パターンの変化などを調べる。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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