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環境ニュース[国内]

DOWAエコシステム、ミャンマーに初の管理型最終処分場が完成、受け入れを開始

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2015.12.22 【情報源】企業/2015.12.17 発表

 DOWAエコシステムがミャンマーに設立した廃棄物処理事業子会社、ゴールデン・ドーワ・エコシステム・ミャンマーが同国に設けた、同国で初めての“管理型”最終処分場が完成し、受け入れを始める。DOWAエコシステムは、DOWAホールディングス傘下で廃棄物処理やリサイクルを手掛けている。海外から進出する企業の急増によって、今後予想される工業系廃棄物の発生量増大に対応する。
 管理型最終処分場は約42万m2の敷地面積で、約9万m3の処分場容量を持つ。非有害廃棄物と有害廃棄物を処理対象として、2016年1月に営業を始める。ミャンマー最大都市のヤンゴン南東20kmに位置するティラワ経済特別区に立地する。同経済特別区は、同国と日本が協力して開発を進め、先行開発区域第1期211haの開発が6月に完了した。
 経済開放に伴ってミャンマーへの進出企業が増加し、廃棄物の処理能力や適正な処理を確保する必要性が高まっていくことから、DOWAエコシステムは管理型最終処分場を設けた。これまで同国には国際的基準に準拠する最終処分場はなかった。管理型最終処分場廃棄物安定化を図り、埋め立て後に生じる浸出水を処理する設備を設けて管理する。
 完成したミャンマー初の管理型最終処分場は同国政府から期待され、ティラワ経済特別区だけでなく同国内で発生する工業系廃棄物を中心に受け入れる。さらに排出元の要望を受け、廃棄物の最終処理に加えて収集運搬や廃棄物に応じた中間処理リサイクルなど、総合的な廃棄物管理サービスを提供する。さまざまな業種から排出される廃棄物を適正に処理するニーズに応える。【DOWAホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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