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環境ニュース[国内]

三菱日立パワーシステムズ、三菱重工グループの水処理装置などを子会社に集約

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2016.01.12 【情報源】企業/2016.01.07 発表

 三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、三菱重工グループの三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC)が手掛ける脱硫装置の国内アフターサービス事業と、同三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)の水処理装置事業を子会社に集約する。大気環境対策システム製品事業を拡大する。
 MHPSの100%子会社で2015年10月に営業を始めた集じん装置専業の三菱日立パワーシステムズ環境ソリューション(MHPS-ES)に、4月1日に移管することで合意した。MHPS-ESはMHI-MSと日立プラントコンストラクション(HPC)が展開していた集じん装置事業を統合した。今回の移管で、関連製品の一層の充実とアフターサービス事業の強化を進める。
 MHIECが国内向けに展開する脱硫装置アフターサービス事業とガス・ガスヒーター(GGH)熱回収装置、GGH再加熱器のアフターサービス事業をMHPS-ESに移管する。現在MHPSが実施している旧バブコック日立(BHK)の脱硫装置のアフターサービスもMHPS-ESに移し、顧客対応力を強める。MHI-MSの水処理装置も移管し、大気環境対策に加えて排水処理も展開する。
 水処理装置のうち、脱硫装置の排水処理は火力発電プラントを構成する重要システムで、MHPS-ESは排水処理でも環境に配慮した火力発電システムが提供できる。発電プラント以外の装置事業も予定する。MHIEC、MHI-MSとも三菱重工の100%子会社で、MHIECは環境・化学プラントのエンジニアリング、MHI-MSは各種製品設計・製作を行っている。【三菱重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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