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豊田自動織機、燃料電池フォークリフトの実用化モデルで3月に実証を開始

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2016.02.25 【情報源】企業/2016.02.18 発表

 豊田自動織機は、開発を進めている燃料電池(FC)フォークリフトの実用化モデルの実証を関西国際空港で3月に始める。同空港の国際貨物地区に2台導入してANAグループとJALグループの協力を受ける。2017年3月まで実施し、各社で実際にFCフォークリフトを運用しながら、CO2排出量の削減効果や、作業性の改善効果などについて確認する。
 今回実証に使用する実用化モデルのFCフォークリフトは、新開発のフォークリフト専用FCシステムを搭載する。トヨタ自動車が世界初の量産型燃料電池車(FCV)として2014年12月に発売した「MIRAI(ミライ)」と同じ燃料電池セルを使い、豊田自動織機が開発したFCV部品や電動フォークリフト部品を活用して、低コストと信頼性向上を図った。
 FCフォークリフトはエンジンフォークリフトと異なり、CO2や環境負荷物質を排出しない。環境性能に優れる電動フォークリフトと比較しても、約3分で燃料を充てんし、充電や電池交換なしで連続して稼働できるため、稼働効率を高められる。空港はフォークリフトの使用が多く、FCフォークリフトで環境負荷低減と同時に作業性が改善できる。
 豊田自動織機は関西空港で2015年2月からFCフォークリフト1台を実証運用し、高稼働の荷役作業が連続して行われる空港内の物流現場でのCO2排出削減効果を調べ、データを収集している。今回、第2弾として実用化モデル2台を加えて実証する。今後、FCフォークリフトの早期実用化を目指し、2016年度中の本格導入を目標に研究開発を推進する。【(株)豊田自動織機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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