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環境ニュース[国内]

三菱重工、洋上風力発電設備合弁会社がドイツのプロジェクト向け発電設備を受注

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.01.20 【情報源】企業/2017.01.17 発表

 MHIヴェスタスは、ドイツで計画される洋上風力発電プロジェクト向けに洋上風力発電設備を受注した。同社は三菱重工業とデンマークの風力発電機メーカー、ヴェスタスとの洋上風力発電設備の合弁会社だ。MHIヴェスタスが2014年4月に設立されて以来、最も大きな規模の受注となる。このプロジェクトで、ドイツ最大の洋上風力発電所が造られる。

 ドイツ北海岸の北西約57kmに位置する北海上にある出力45万kW級の「ボークム・リフグルンド2洋上風力発電プロジェクト」向けに受注した。同プロジェクトは、世界有数の風力発電事業者、DONG Energy(ドン・エナジー)=デンマーク=が進めている。MHIヴェスタスは、世界最大の8000kW級の出力がある洋上風力発電設備「V164-8.0MW」56基を納入する。

 今回のMHIヴェスタスの受注契約には、5年間の保守サービスも含まれる。V164-8.0MWは定格出力8000kWだが、“パワーモード”機能を使って最大8300kWの発電出力を引き出す。設備の据え付けは2019年に始める予定になっている。洋上風力発電設備の完成後は、ドイツの46万世帯に風力による電力を供給し、環境負荷を低減する。

 ドン・エナジーからのV164-8.0MWの受注は、英国「バーボバンク洋上風力拡張プロジェクト」の32基、25万6000kW級、同国「ウォルニー洋上風力拡張プロジェクト」の40基、33万kW級に続いて3件目となり、総発電出力は100万kWを超えた。MHIヴェスタスはデンマークに本社を置き、三菱重工とヴェスタスが50%ずつ出資している。【三菱重工業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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