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環境ニュース[海外]

世界気象機関、アフリカ大陸東部における干ばつ深刻化の予測を報告

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2017.03.03 【情報源】国連/2017.02.17 発表

 世界気象機関(WMO)は、2017年2月6〜7日にアディスアベバで開催されたアフリカ大陸東部気候予測フォーラムの季節予報から、同年3〜5月の雨季に大陸東部の多くの地域で降雨量が平年を下回り、干ばつにより食料安全保障や水供給の悪化が懸念されると報告した。3〜5月はこの地域にとって重要な作期。
 フォーラムには気象・気候の専門家や、農業、食料安全保障、水、災害リスク管理等の部門から予報の利用者が参加した。同フォーラムによると、2017年3〜5月はタンザニア、ケニア、ソマリア、ジブチ、エチオピア、南スーダン、ウガンダ、スーダン等の多くの地域で、降雨量が平年を下回る可能性が高まっている。これらの地域のうち、ソマリア、ケニア、ウガンダ、南エチオピア等では前年10〜12月の雨季も降雨量が少なく食料不足が深刻化しており、2017年3〜5月も少雨ならば状況はさらに悪化するという。一方、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、南スーダン等の一部地域は降雨量が平年を上回る可能性が高く、洪水や地滑りのリスクがあるとしている。【世界気象機関

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