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環境ニュース[海外]

アメリカ、バイデン政権が提示した2022年度裁量的経費で環境保護庁関連の予算は過去最高の112億ドル

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.04.27 【情報源】アメリカ/2021.04.09 発表

 アメリカのバイデン政権は、2022年度(2021年10月〜2022年9月)の予算教書における裁量的経費を議会に提示した。環境保護庁(EPA)に係る予算は過去最高の112億ドルとなっており、下記の目的に充てられるという。
気候変動への対処:気候変動影響に関する研究の充実等を含め、温室効果ガス(GHG)排出削減のためのプログラムを実施する。
環境正義の実現:社会的に弱い立場にある人々のために雇用の創出や汚染の浄化、環境正義の実現を図る取組を行う。
・水インフラへの投資と雇用の創出:2021年度予算より6億ドル超増額し、水インフラを改善する。
・有害廃棄物や環境被害の防止:汚染された土地の浄化、現存インフラから出る有害物質やGHGの削減、及び環境事故や自然災害等への対処を行う。
・パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)への対策:PFASの毒性研究を加速させ、安全飲料水法における規制面の整備を進める。
EPAの能力再構築:公衆衛生と環境の保護というEPAの基本的使命を果たせるよう、人材補充を含め組織としての職務遂行能力を再構築する。
【アメリカ環境保護庁】

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