イオン、「リサイクル原料を使った買い物袋」を新発売

【ごみ･リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2021.06.01 【情報源】企業／2021.05.20 発表

　イオンは、5月21日（金）、全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「ダイエー」「まいばすけっと」「ミニストップ」など約5,000店舗において、商品を流通する過程で発生する使用済み梱包用ストレッチフィルムを本体部分の原料に使用した「リサイクル原料を使った買い物袋」2品目を発売。
　イオンは、2020年9月に「イオン プラスチック利用方針」を定め、脱炭素社会および資源循環型社会の実現に向けて、持続可能なプラスチック利用に取り組んでいる。「使い捨てプラスチックを減らす」「環境・社会に配慮した素材を使用する」などの視点から、これまでリサイクル原料を使った買い物袋やマイバッグ、バイオマス由来の原料を使用したフィルム包装など、環境配慮型商品の拡充を進めてきた。
　今回発売する新商品の原料となるフィルムは、輸送時の破損防止や物流倉庫内で保管する際の積み上げによる荷崩れを防ぐために、商品自体に巻き付けて使用しているもので、これまで大半が廃棄処分されていた。このフィルムは汚れや不純物が少なく、リサイクルに適した資源であることから、イオンが使用する物流センターなどで発生されたフィルム約3トンを回収・再生プラスチック化した樹脂ペットを使い、買い物袋として新たに製品化したもの。
【イオン株式会社】