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環境ニュース[国内]

東洋紡、ポリエステル系合成紙のリサイクル技術を開発、ラベル台紙のマテリアルリサイクルを促進し、循環型経済の実現に貢献

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.06.16 【情報源】企業/2022.04.15 発表

 東洋紡株式会社は、ペットボトル再生原料を使用したポリエステル系合成紙「カミシャイン(R)」シリーズのうち、タックラベルのセパレーター(ラベル台紙)用途に展開している「カミシャイン(R) 離型フィルム」のリサイクル技術を新たに開発した。「カミシャイン(R) 離型フィルム」の再生原料を使用した「カミシャイン(R)」シリーズ製品について、2022年4月より顧客への提案を本格化し、2023年度中の市場投入を目指す。

 「カミシャイン(R)」は、紙のような外観や印刷適性を持ったポリエステル系合成紙。ペットボトル再生原料を25%以上使用するとともに、独自の空洞化構造により一般的なPETフィルムと比べて約30%軽量化するなど、環境負荷軽減に貢献する製品として、2015年の発売以来、食品や日用品のラベル向け合成紙として幅広く採用されてきた。

 同社は、2020年より、表面基材向け「カミシャイン(R)」に加えて、セパレーター向けに独自のコーティング加工を施した「カミシャイン(R) 離型フィルム」のサンプル提供を開始。このほど、同社が長年培ってきたフィルムの製膜・加工技術を駆使することで、使用・回収後の「カミシャイン(R) 離型フィルム」をマテリアルリサイクルしたPET樹脂を原料に使用して、従来品と同等の性能を持つ「カミシャイン(R)」シリーズを製造する技術を新たに開発しました。ラベルの貼り付け工程における、セパレーターの廃棄量削減に貢献する。
【東洋紡株式会社】

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