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環境ニュース[国内]

日本郵船、日本初 Ship-to-Ship方式によるタグボートへのバイオ燃料供給・試験航行を実施

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2022.06.23 【情報源】企業/2022.04.19 発表

 日本郵船株式会社、および関連会社の三洋海事株式会社は、三洋海事が運航するタグボートにおいて、豊通エネルギー株式会社より舶用バイオディーゼル燃料(以下、バイオ燃料)の供給を受け、約3か月間にわたる継続的な試験航行を開始した。本件は、船舶への燃料を供給するための船舶(バンカリング船)を用いたShip-to-Ship(シップ トゥ シップ)方式によるバイオ燃料の供給であり、同方式によるバイオ燃料の供給は日本で初めてとなる。今回の燃料供給を含め、7月頃までに合計3回のトライアルを実施する予定。また、バイオ燃料供給及び試験航行は、名古屋港管理組合の後援を得て実施している。

 バイオ燃料は、再生可能な生物由来の有機性資源(バイオマス)を原料にする燃料で、バイオ燃料を燃焼させる際の二酸化炭素(CO2)排出量は実質ゼロとみなされている。世界の外航海運で船舶から排出される温室効果ガス(GHG)削減の要請がますます高まる中、バイオ燃料は、重油に代わる舶用燃料の中でも、現在すでに利用可能なものとして注目されている。

 今回、2022年4月19日に三洋海事が運航するタグボート「たはら丸」が名古屋港ガーデンふ頭において供給を受けたバイオ燃料は、一部、国内のトヨタグループや豊田通商グループ企業から排出された廃食油を原料として使用したもので、地産地消によるサプライチェーン構築を通じてサーキュラーエコノミー(循環型経済)にも資する取り組みとする。

 日本郵船及び三洋海事は、バイオ燃料をはじめとする環境に優しい燃料の利用を促進し、脱炭素社会の実現に向けて貢献していく、としている。
 <タグボート「たはら丸」概要>
 全長: 34.10m
 全幅: 9.20m
 型深さ: 4.15m
 総トン数: 198トン
【日本郵船株式会社】

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