一般財団法人環境イノベーション情報機構
化学船BALU号が難破
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】フランス/2001.03.29 発表
2001年3月20日10時19分、化学船BALU号が難破し、ガスコーニュ湾4800mの海底に約8000トンの硫酸が流出した。水に混じった亜硫酸は爆発性の水素を放出するが、現在のところ煙や蒸気は観察されていない。また、酸は、pH5から生物に影響を与える。BALU号の難破は、1999年12月のエリカ号の難破後、導入された新たな規則措置について、早急に実施する必要性を改めて認識させた。【フランス国土整備環境省】