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環境ニュース[国内]

36件目のCDM案件承認 インドでのコークス乾式消火設備整備事業

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.01.11 【情報源】経済産業省/2006.01.11 発表

 経済産業省に申請されていたインドでのクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト1件が2006年1月10日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なCDMプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたプロジェクトの具体的内容は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)が申請したインドジャムシェドプール市でのコークス乾式消火設備整備プロジェクト。赤熱コークスを、従来の水による冷却法から窒素による冷却に代え、回収した熱を製鉄所の工場用蒸気として利用し省エネルギーを図る事業で、年平均CO2排出削減量は13.7万トンが見込まれている。
 日本としては36件めの正式CDM案件にあたり、経済産業省がプロジェクトの支援を行うことになる。【経済産業省】

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