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環境ニュース[国内]

環境省職員の政策提案を対象にしたエコイスト大賞 第3回受賞者決定

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2007.04.23 【情報源】環境省/2007.04.20 発表

 環境省は平成19年4月20日、同省の職員から提出された環境政策提案の優秀作に対するエコイスト大賞の第3回選定結果を公表した。
 エコイスト賞は職員の創造的な政策立案を奨励することを目的に、15年12月に創設された賞で今回が第3回目の表彰。
 「エコポリシー(環境政策に係る具体的な提案)」をテーマに、18年12月20日から19年2月2日まで職員から提案を募集。応募された48件の提案を審査の上、優秀賞1件、奨励賞2件などを決定した。
 優秀賞に選ばれたのは、水・大気環境局総務課・小林香氏、自然環境局総務課・中村裕一郎氏、地球環境局総務課・小森繁氏の3氏による「自然と共生する日本のふるさと100選」の選定と普及についての提案が選ばれたほか、奨励賞には、自然環境局総務課・奥山正樹氏による「環境史遺産100選」の選定・公表・活用についての提案と、水・大気環境局水環境課・角倉一郎氏によるカーボン・オフセット(注1)市場の活性化による温暖化対策の推進提案が選ばれた。
 このうち、優秀賞に選ばれた「自然と共生する日本のふるさと100選」に関する提案は、日本人がふるさとと呼ぶにふさわしい里地里山などを「日本のふるさと百選」として選定することにより、里地里山の保全モデル的な取組みを呈示し、その取組みを全国に普及させるというもの。荒廃が進む里地里山保全に向けた取組みのきっかけとして効果が見込まれる点が評価されたが、提案内容が施策のきっかけづくりにとどまっている点は今後の課題と講評されている。
 各受賞者に対しては、19年4月23日に環境省大臣室で表彰式が行われる。【環境省】

(注1)自らの温室効果ガス排出量の一部を、他の温暖化防止策で埋め合わせすること。

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