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環境ニュース[海外]

ドイツ内閣 発電用液化バイオマスの持続可能な生産に対する要求令を承認

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2009.06.19 【情報源】ドイツ/2009.06.10 発表

 ドイツ連邦内閣は、6月10日、発電のための液化バイオマスの持続可能な生産に対する要求令を承認した。
 これは、2008年12月にEUで承認された液化バイオマスのエネルギー利用に関する持続可能性への要求を、電力分野において国内法に転換するもの。同令の施行には、連邦議会の承認を必要とする。
 同令では、2010年1月1日以降、再生可能エネルギー電力法で補償されている菜種油やパーム油、大豆油といった液化バイオマスについて、化石エネルギー源と比較して、少なくとも35%、温室効果ガス排出量を少なくすることが求められる。2018年までに、この数字は60%に引き上げられる。
 また、熱帯林や湿地帯といった自然保護上、高い価値を持つ土地に、バイオマス用の植物を栽培することが禁止される。【ドイツ連邦環境省】

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