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環境ニュース[国内]

青森県 12年度版環境白書を発表 ゴミ排出量は減少傾向続く

環境行政 行政資料】 【掲載日】2012.12.19 【情報源】地方自治体/2012.11.02 発表

 青森県が11月2日に発表した2012年度の版環境白書によると、10年度の一般廃棄物の排出量は約53万6000tで、前年度に比べ約5000t(0.9%)減少した。一般廃棄物の排出量はここ数年、減少傾向が続いているが、県民1人1日当たりのゴミの排出量は、10年度は1047gで前年度比2g減とほぼ横ばい、全国と比較した場合71g多くなっている。産業廃棄物については近年、不法投棄の発見件数が減少傾向にあったものの、11年度は微増となり、発見件数62件のうち解決したのは35件で、解決率は56.5%に止まっている。
 温室効果ガスの排出量は1435万7000t(CO2)と減少傾向にあるものの、県地球温暖化対策推進計画の基準年の1990年度に比べ約4%増となっている。県民1人当たりの温室効果ガス排出量は10.4tと全国の9.4tに比べ10.6%多い。
 県では一般廃棄物対策として、排出事業者と古紙回収業者が協力して古紙回収を行う「オフィス町内会」の設立を支援。さらに、地球温暖化対策の一環として今年4月から行っている、地域の環境活動に助成する「あおもりエコの環スマイルプロジェクト」を推進していく方針。 環境生活部環境政策課 TEL:017-734-9241 【青森県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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