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環境ニュース[国内]

カゴメ、子会社のメガソーラーが売電開始、3月11日の売電分を被災者支援に寄付

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.02.06 【情報源】企業/2014.02.04 発表

 カゴメの不動産子会社、カゴメ不動産が福岡県久留米市に設置したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「カゴメ久留米メガソーラー発電所」が2月4日に売電を始めた。カゴメグループで2カ所目のメガソーラーとなる。3月11日の売電分は、東日本大震災で親を亡くした子供の進学を支援する奨学基金に寄付する。
 カゴメ久留米メガソーラー発電所は、物流拠点の集約によって2012年に閉鎖した配送センターの跡地を利用し、5億円をかけて造った。1890kW(1.89MW)の出力があり、4万8000m2の土地に7320枚のパネルを取り付けた。年間で220万kWh(2200MWh)の発電電力量を予定している。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して売電する。
 カゴメグループは全国3カ所で遊休地を活用したメガソーラーを計画し、2013年12月に「カゴメ山梨メガソーラー発電所」(山梨県市川三郷町)が運転を始めた。2014年9月には青森県十和田市で稼働する。3カ所を合わせ年間で一般家庭約2000世帯の年間電力使用量に当たる687万5000kWh(6875MWh)を発電し、約2億7000万円の収入を見込む。
 カゴメグループのメガソーラー事業では、3月11日に東日本大震災が起きたことに合わせ、同日に売電した金額を20年間にわたって「みちのく未来基金」に寄付する。同基金はカゴメ、カルビー、ロート製薬の3社が設立した奨学基金で、東日本大震災で被災して親を亡くした子供を支援する。金額はメガソーラー1カ所で30万円程度を見込む。【カゴメ(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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