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ローム、消費電力が世界最小のウエアラブル生体センサ技術を神戸大と開発

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.11.14 【情報源】企業/2014.11.14 発表

 ロームは、身に付けられるウエアラブル生体センサーに最適な世界最小の低消費電力技術を神戸大学と開発した。電源が遮断されてもデータや状態が保持される不揮発性メモリーを活用し、処理がない時間は電源を積極的にオフにして待機電力の発生を抑える。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトの中で開発に成功した。
 NEDOのプロジェクトは「ノーマリーオフコンピューティング基盤技術開発」で、ノーマリーオフは、システム内で動作するべき構成要素以外の電源を遮断することを意味し、必要に応じて即座にオンにする。ロームと神戸大は不揮発性メモリーでノーマリーオフを実現し、消費電力を最小にした。ウエアラブル生体センサーモジュールでこの技術を生かす。
 ウエアラブル生体センサーモジュールは、体の表面のわずかな電位の差から心拍数を取得する。加えて、加速度センサーなど他のセンサー情報を併せて演算、記録でき、通信機能も搭載する。スマートフォン(多機能携帯電話)からウエアラブル生体センサーを制御するほか、データを入出力できる。こうした動作を従来の5分の1の消費電力で行う。
 消費電力を10分の1にするめども立っているといい、今後はロームの圧電MEMS(微小電気機械システム)デバイスと組み合わせた電池不要のウエアラブル生体センサーの開発を進める。この消費電力技術は、橋など構造物の監視センサーや農業用のセンサー、身の回りのエネルギーで発電するエネルギーハーベスト(環境発電)電源対応LSI(高密度集積回路)にも適している。【ローム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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