一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

横河電機のタイ子会社、小規模発電事業者のコージェネ制御システムを受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.02.22 【情報源】企業/2016.02.15 発表

 横河電機のタイ子会社、ヨコガワ・タイランドは、同国の小規模発電事業者(SPP)12社が新たに建設するコージェネレーション熱電併給)プラント計12件向けの制御システムを受注した。コージェネプラントはコンバインドサイクル発電方式となり、2017年5月から2019年7月までに順次稼働を始める。
 三井物産がタイの民間発電業者と共同出資して設立した12社のSPPが、同国の首都バンコク近郊の工業団地内にコージェネプラントを建設する。発電容量13万kWが3件、同12万kWが9件で、計147万kWの発電規模がある。全12件の設計、調達、工事などを手掛ける東洋エンジニアリングから受注内示書を受領した。
 ヨコガワ・タイランドは、ガスタービンや排熱回収ボイラー、蒸気タービンを統括して監視・制御する統合生産制御システム「CENTUM VP(センタム・ブイピー)」を納入するとともにエンジニアリングと、据え付け、試運転、運転員訓練の各支援を担当する。タイでの制御システムの納入実績やサポート体制が評価されたという。
 コンバインドサイクルは、ガスタービンで発電した後、その排熱で蒸気タービンでも発電する高効率の発電方式を指す。タイでは経済発展に伴う電力需要増から、SPPの建設プロジェクトが多く計画され、ヨコガワのSPP向け受注は今回を加えて29件になった。今後も東南アジアや南アジアの電力分野での制御ビジネス拡大を推進する。【横河電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク