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環境ニュース[国内]

東京ガス、米国エネルギーサービス会社を通じて東レの新設工場にサービス提供

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.12.22 【情報源】企業/2015.12.17 発表

 東京ガスの100%子会社2社が米国南東部のサウスカロライナ州に設立したエネルギーサービス事業会社、TGESアメリカが、初めてエネルギーサービスを提供する。東レが同州に新設する工場が対象で、東レグループと基本合意した。東京ガスグループが北米で実施する初めてのエネルギーサービス事業でもある。
 TGESアメリカは米国でエネルギーサービス事業を展開するため2月に立ち上げた。LNG液化天然ガス)基地をはじめとしたエネルギーインフラの建設および維持管理や、エネルギーサービスなどを手掛ける東京ガスエンジニアリングソリューションズが90%、北米での新規事業への投資・運営管理の東京ガスアメリカが10%出資している。
 エネルギーサービスは、ガスコージェネレーション(熱電併給)システムやボイラー、空調、水処理などの設備を設置して、熱、電気、水などのエネルギーをつくり出し、効率的に一括提供するサービスを指す。設計から建設、運用、メンテナンスまで行い、契約した顧客はサービス料を支払うことで、新たな設備投資が不要になる。
 今回決まったTGESアメリカの初案件は、東レグループが新しく建設する工場にボイラーなどの設備を設け、蒸気などを供給する仕組みだ。東レは、米国での炭素繊維複合材料事業の拡大に向けて生産設備を新設する。東京ガスは今後も、北米や東南アジアで事業展開する顧客企業へのエネルギーソリューションの提供を進める。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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