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環境ニュース[国内]

レンゴー、全ての段ボール・紙器工場と段ボール原紙製造工場でFSC認証を取得

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.04.01 【情報源】企業/2016.04.01 発表

 レンゴーは、自社の全ての段ボール・紙器工場と、段ボールの原材料になる原紙の製造工場で「FSC森林管理協議会)認証」を取得している。持続可能な森林資源の保全に貢献することが第三者機関に認められた。環境意識の高まりを受けて環境に配慮した製品へのニーズがさらに大きくなると予想され、認証取得をアピールする。
 FSCは森林認証を行う国際組織でドイツに本拠を置く。世界的な森林減少やグリーン購入意識の高まりを背景に、1993年に設立された。FSC認証は、適切に管理された森林や、その森林からの木材の適切な加工・流通を証明する国際的な認証制度だ。2020年の東京五輪では、関連する全製品に森林認証の取得が求められるとみられている。
 レンゴーの主力製品になっている段ボールは、リサイクルが100%可能な環境に配慮した包装材で、同時にFSC認証の取得で森林も保全する。FSC認証のラベルを表示するには生産、加工、流通管理に関わる全企業が認証を取得する必要があり、段ボールだと段ボール工場と段ボール原紙工場での取得が必須となる。
 レンゴーは、製紙・段ボールの一貫メーカーとして段ボール工場と原紙製造工場で2015年に認証取得した。自社製造の原紙を使った段ボール製品で、ほぼ全てをFSC認証にすることができ、認証を受けた段ボール箱を安定供給できる。食品や日用品のパッケージに使われる白板紙のコート白ボールなどでもFSC認証を取得している。【レンゴー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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