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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、海上輸送の環境影響に関する初の包括的な報告書を公表

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2021.09.21 【情報源】EU/2021.09.01 発表

 欧州環境庁(EEA)は欧州海上保安機関(EMSA)と共同で、EUの海上輸送が環境に与える影響を評価し、持続可能性実現への課題を特定する初の報告書を公表した。海上輸送は国際的なサプライチェーンの重要な一部として容量ベースでEUの対外貿易の77%、加盟国間貿易の35%を担っており、今後数十年間も大幅な成長が見込まれている。報告書は主な環境影響として以下を指摘し、持続可能な海運部門への抜本的な移行のために一層の取組が必要だとしている。
 ・温室効果ガス排出(2018年にEUと欧州経済地域の港湾に寄港した船舶は約1億4000万トンの二酸化炭素を排出。世界の海運からの排出の約18%に相当)
 ・大気汚染(2019年に欧州の港湾に寄港した船舶は約163万トンの二酸化硫黄を排出。世界の海運からの排出の約16%に相当)
 ・水中騒音(2014〜2019年にEU水域の騒音エネルギーは倍増。特にプロペラの使用の影響大)
 ・外来種(特に地中海において外来種の移入が顕著)
 ・油汚染(輸送量が増加する中、EUでは監視・規制・意識啓発の強化により油流出事故件数はわずか)
【欧州環境庁】

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