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環境ニュース[国内]

レゾナック、ホテルの燃料電池向けに低炭素水素の正式供給を開始

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2023.12.06 【情報源】企業/2023.11.14 発表

株式会社レゾナックは、同社の川崎事業所(神奈川県川崎市)で生産している低炭素水素を、11月1日から川崎キングスカイフロント東急REIホテルへ正式に供給開始した。
同社の低炭素水素は、日本で唯一、家庭ゴミから出る使用済みプラスチックを原料としており、使用済みプラスチック由来の低炭素水素による燃料電池の商業施設での利用は国内初。

同社は2018年6月〜2022年3月、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の中での取り組みとして、東急REIホテルへ低炭素水素を供給していた。
今回、東急REIホテルは燃料電池設備を新たなものに入れ替えるとともに、同社製の低炭素水素を正式に使用開始した。同社は、東急REIホテルで使用するエネルギーの約20%程度に該当する水素をパイプラインで供給する。

同社の川崎事業所では、使用済みプラスチックから水素を取り出す製造方法を2003年から導入している。この技術は、使用済みプラスチックを安定的に処理することで環境汚染を防止するとともに、リサイクルによりエネルギー源に再生することで、循環型社会の構築に貢献している。

【株式会社レゾナック】

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