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環境ニュース[国内]

カナダ政府 交通部門の温室効果ガス対策に追加

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.06.20 【情報源】/2001.06.11 発表

 カナダ連邦政府の環境省、天然資源省、交通省は、6月11日、共同で、交通部門からの温室効果ガス対策のため約1億カナダドル(約80億円)を拠出することを、トロントで開催中のスモッグ・サミットの席上発表した。
 具体的には、都市部の交通システム、ITSシステムの開発、燃費向上技術、燃料電池技術、LEV(低公害車)の市場調査などの研究・開発に充てられる予定。予算は昨年10月に発表された、「気候変動に関する5億ドル行動計画2000」($500-million Action Plan 2000 on Climate Change)から支出される。
 政府は今後5年間で合計11億カナダドル(約880億円)を気候変動に関連した政策に費やす計画で、完全に実行された場合、大量の汚染物質を減らすと同時に、京都議定書で定められた削減目標の3分の1を達成することになるとしている。
 カナダの交通部門から排出される温室効果ガスは全体の25%を占めるとされる一方、広大な国土を効率的に移動する手段としての重要性も依然として高く、スモッグや温室効果ガス削減のためには燃費の向上や技術革新が避けられないという事情がある。なお、自動車の排ガス対策については、国内の自動車メーカーだけでなく、米国とも協力していく予定。
 詳しくは担当者まで電話で。
 交通省(613) 991-0700
 天然資源省(613) 996-2007
 環境省 (819) 997-1441
【カナダ連邦天然資源省、カナダ連邦環境省】

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