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環境的に持続可能な交通に関する京都宣言 環境用語

作成日 | 2010.06.10  更新日 | 2019.06.29

環境的に持続可能な交通に関する京都宣言

カンキョウテキニジゾクカノウナコウツウニカンスルキョウトセンゲン   【英】Kyoto Declaration for the Promotion of Environmentally Sustainable Transport in Cities  [同義]ESTに関する京都宣言  環境的に持続可能な交通(EST: Environmentally Sustainable Transport)に関する「京都宣言」 

解説

2007年4月23-24日に京都市で開催された「アジアの市長による環境的に持続可能な交通に関する国際会議(Asian Mayors' Policy Dialogue for the Promotion of Environmentally Sustainable Transport (EST) in Cities)」の参加市長らによって採択された宣言。

環境的に持続可能な交通(EST)の推進にむけて主導力を発揮することや、人と環境にやさしい都市交通インフラなど、ESTの鍵となる各要素に取り組むための総合政策の実施に向けた意思などを表明したもの。同会議においては、アジア地域14ヵ国(日本の他、アセアン7ヵ国、中国、韓国、モンゴル、インド、バングラデシュ、スリランカ)の22都市が署名したが、その後、2008年11月にはバンコクにおいて7カ国12都市、2010年3月にはソウルにて7カ国10都市が新たに署名し、署名都市は累計16カ国44都市となった。日本では、京都市と名古屋市が京都会議に参加、署名を行っている。

なお、アジア諸国の交通環境政策責任者が一堂に会した機会としては、2003年3月の「交通と環境に関する名古屋国際会議」に端を発する。2005年に「アジアEST地域フォーラム」(第1回会合)が開催されて以降、これまでの主な成果として、標題の京都宣言(2007)のほか、愛知宣言(2005)、ソウル宣言(2009)、バンコク宣言2020(2010)とこれを補足するバリ宣言(2013)が採択されている。(2014年2月改訂)

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