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エコチャレンジャー

環境問題にチャレンジするトップリーダーの方々との、ホットな話題についてのインタビューコーナーです。

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コンテンツインデックス

No.070

|2017.10.20

第70回 株式会社ブリヂストン技術スポークスパーソンの原秀男さんに聞く、タイヤに関わる安全や環境の問題、交通システムを含む持続可能な社会つくりへの関わり
 私どものブリヂストングループが最も大事にしているモットーは、企業が企業として良い仕事をするだけでなく、社会に良い貢献をすることです。それが企業として生き残る条件だと考えています。ESGと表現されるものです。文字どおり、Environment「環境」、Social「社会」、Governance 「ガバナンス」の重視です。

No.069

|2017.09.20

第69回 株式会社リーテム取締役会長の中島賢一さんに聞く、廃棄される有用な資源の「都市鉱山」としての活用と、リサイクル社会への道筋
 創業は、ご紹介いただいたように明治42(1909)年です。水戸で創業し、市内で長年事業を行っておりました。ところが、作業場が手狭になるとともに、大型設備を導入するために、広い場所を求めて茨城町に工場を作りました。茨城町から誘致された土地で、面積は約29,000m2あります。昭和45(1970)年のことです。私どもはこの工場を水戸工場と呼び、現在も操業の中心となっています。

No.068

|2017.08.21

第68回 認定NPO法人富士山測候所を活用する会の土器屋由紀子理事が語る、富士山で大気観測をする意義
 富士山には、1990年に初めて登りました。私は山が好きでしたが、富士山は登る山じゃないなどと生意気なこと言って登るのを避けていたのです。その頃、私は気象大学校で化学を教える教官でした。気象大学校はご存知の通り、気象庁の幹部候補の養成を目的とする給費制の学校です。1学年15人だけのエリート学校で、生徒さんはきわめて優秀です。学校の目的は気象予報のための教育で、化学は予報に直接関わらない分野として、卒論も希望者がいれば採れるのですが、文学や哲学と一緒に一般(教養)科目とされていました。

No.067

|2017.07.20

第67回 温泉と宿のライター・野添ちかこさんに聞く、日本の国立公園や温泉をはじめとする旅の魅力
 私は、旅行業界の記者の仕事を経て、旅のライターとしてスタートいたしました。なかでも強く惹かれたのが温泉でした。なぜ温泉かと申しますと、温泉には人を癒す力があると感じたからです。また、温泉そのものだけでなく、周囲の自然も含めた魅力があります。さらに言えば、温泉を守る仕事をされている方もおられますし、温泉地を訪ねると多くの人びととかかわりをもつことになり、人との出会いが人生を豊かにしてくれると感じました。

No.066

|2017.06.20

第66回 国立環境研究所客員研究員の小野雅司さんに聞く、熱中症の原因、予防法や対処法
 以前大きな問題だったのは、工場などの高温の作業環境で起きる熱射病、あるいは強烈な直射日光を直接浴びることで引き起こされる日射病でした。熱射病と日射病という言葉が使われることは減りましたが、まったく消えたわけではなく、たとえば人口動態統計の疾病分類では現在も使われています。

No.065

|2017.05.22

第65回 写真家・今森光彦さんに聞き、そして考える自然の見方、感じ方、自然との付き合い方
 写真家になろうと思った動機ですね。写真家といってもさまざまなジャンルがあるわけで、私の場合は対象が自然、「自然の写真家」です。自然を撮る写真家になりたかったのです。なぜかというと、子どものころからすごく自然が好きだったのです。昆虫の本を多く出しましたが、昆虫に限らず、生き物がすべて好きですね。琵琶湖に近いこともあり、淡水魚も大好きです。

No.064

|2017.04.21

第64回 三菱UFJモルガン・スタンレー証券クリーン・エネルギー・ファイナンス部主任研究員・吉高まりさんに聞く、二国間クレジット制度(JCM)を含む地球温暖化対策としての排出権取引を中心とした国内外の環境金融の状況
 私は大学の法学部を卒業した後、IT企業に勤めてから金融業界に転職いたしました。転職先がアメリカの投資銀行の日本現地法人で、その後ニューヨーク本社に赴任することになったのです。この頃はアメリカのバブル期と重なる一方、1992年にはリオデジャネイロで地球環境サミットが開かれ、1993年にはビル・クリントンが大統領に、アル・ゴアが副大統領に就任した時でした。

No.063

|2017.03.21

第63回 認定NPO法人日本グッド・トイ委員会理事長・多田千尋さんに聞く、暮らしに木を取り入れる取り組み
 私たちは、1985年に日本グッド・トイ委員会を任意団体として起ち上げました。一番の使命は、おもちゃに焦点をあて、消費者サイドに立っていいおもちゃを選び表彰するアワード(賞)をつくることでした。実は、その前段階にあたる「おもちゃコンサルタント養成講座」に取り組み、おもちゃの専門家を養成していたのです。

No.062

|2017.02.20

第62回 公益財団法人地球環境戦略研究機関・浜中裕徳理事長に聞く、環境を巡る国内外の状況と、今後の方向性
 IGESは1998年、「京都議定書」が採択されたCOP3(気候変動枠組条約第3回締約国会議)が終わってすぐに、日本政府のイニシアティブのもとで神奈川県のご支援を得て設立され、2012年に公益財団法人に移行しました。 アジア太平洋地域に焦点をあて、持続可能な開発の実現に向け、革新的でかつ実践的な政策研究を目指しています。

No.061

|2017.01.20

第61回 小林正明環境事務次官に聞く、2017年の環境行政の展望
 環境省としては、東日本大震災からの復興に向けた取組みが今年も大変重要な課題ですが、今年にかける意気込みということを踏まえ、グローバルな視野に立った環境を巡る状況からお話しさせていただきます。一昨年の後半くらいから、世界は大きく動いております。「持続可能な開発目標」であるSDGsという大変壮大な計画に、世界が取組むことになりましたし、パリ協定が一昨年のCOP21で採択されてから予想をはるかに上回るスピードで批准に至ったわけです。

No.060

|2016.12.20

第60回 東京大学大気海洋研究所・木本昌秀教授に聞く、異常気象のメカニズム、そして地球温暖化との関係
 最初に確認しておきたいのは、皆さんがご存じのとおり、天気は毎日変わります。雨が降る日もありますし、暖かい日も涼しい日もあります。また、夏の天気をとっても、少し暑い夏も少し涼しい夏もあります。自然の現象として、とくに大気の通り道が決まっていないために、気象には揺らぎがあるのです。扇風機の風の「1/f揺らぎ」は、自然の揺らぎに近いもので、心地よさを感じさせます。それが気象本来の性質です。

No.059

|2016.11.21

第59回 世界初・パンダ専用の人工乳を開発した、株式会社森乳サンワールド顧問の高津善太さんに聞く、動物園等における哺乳動物の人工乳導入の現状と課題
 上野動物園で飼育されている哺乳類は日本動物園水族館協会の資料(2012年)では132種です。日本の動物園の数は大体90園です。仮に、それぞれの動物園での種数が上野と同じで、それぞれの種が年に1回出産するとすれば、合計11,880頭以上が毎年生まれていることになります。

No.058

|2016.10.21

第58回 inQs株式会社代表取締役社長・伊藤朋子さんに聞く、光発電分野の技術開発と環境への貢献
 私がinQs株式会社を立ち上げた際のコンセプトは、見えない光を含め、身の周りに溢れている光を利用してエネルギーを作り出すことでした。その発端のところをお話させていただきます。私は大学生の時に超電導の研究をしており、送電線を通る際の電力のロス、送電ロスのことを知りました。電力が送電線を通る際に63%も失われることに対し、非常にもったいないと感じたのです。

No.057

|2016.09.20

第57回 ユニー株式会社・百瀬則子執行役員が語る、毎日のお買い物を環境によいことにつなげるスーパーマーケットの取組み
 2001年に、循環型社会形成推進基本法が成立したことが大きかったと思います。弊社はこの年に環境部を設置いたしました。環境活動としてまずは法律を守ろうと考え、最初に取組んだのが地域にごみを出さないことでした。

No.056

|2016.08.22

第56回 弘前大学理工学研究科・野尻幸宏教授に聞く、地球温暖化における海の役割
 地球上の二酸化炭素濃度を、過去の地球の状況あるいは現在までの変化と関連づけ科学的に把握するには、信頼性の高い証拠が必要です。大気中濃度の把握に重要なのが、氷床コアの中に気泡として閉じ込められた空気です。グリーンランドや南極で採取された氷床コア中の空気の分析から、産業革命前の二酸化炭素濃度が約280ppmと推定されているのです。

No.055

|2016.07.21

第55回 東京学芸大学名誉教授の小泉武栄さんに聞く、山がもつ自然の魅力と楽しみ方
 自然地理学は、地球表面の地形・気候・土壌・水・植生などを対象に研究する分野です。世界は広いものですから、地域による違いがたくさんありまして、その違いが私たちの研究対象になります。 ただ、自然地理学は、ふつうは地形学、気候学、水文学、土壌学、あるいは植生学などに分かれるのに対し、私は分けないで全部一緒にやろうとしてきました。現在、学問はどんどん細分化していますが、その反対の方向です。

No.054

|2016.06.21

第54回 株式会社ファーメンステーション代表・酒井里奈さんに聞く、奥州市における地域循環サイクルの取り組み
 私は1995年にみずほ銀行(当時の富士銀行)に入り、主に金融部門で10年くらい仕事をした後、東京農業大学に入学したのですが、銀行に勤務中の1997年から1999年まで、国際交流基金日米センターに出向していました。NPO法案が成立した時期で、日米の草の根交流促進のプログラムオフィサーの仕事をし、すっかりハマってしまいました。

No.053

|2016.05.20

第53回 株式会社LIXILグループ代表執行役副社長・川本隆一さんに聞く、我が国の産業界の地球温暖化対策への取り組み
 Japan-CLPは、持続可能な低炭素・脱炭素社会の実現のためには産業界が積極的な行動を行うべきである、という認識のもと、2009年に日本の有志企業により設立されました。加盟企業自らが率先して環境活動に取り組むことに加えて、民間企業として世の中に積極的な働きかけを行っています。例えば、政府や産業界、世間の皆さんに、民間企業としての意見を示していくことです。

No.052

|2016.04.22

第52回 東京農工大学農学部環境資源科学科・高田秀重教授に聞く、マイクロプラスチックによる海洋汚染の実態と対策
 私は中学生・高校生時代に化学部に入っており、多摩川の水質調査をしていました。大学では環境の調査や研究をさらに深めたいと考え、東京都立大学(現・首都大学東京)に入学し、半谷先生の研究室で卒業研究をすることができました。卒業研究で、東京湾の海底の泥の中から、合成洗剤などに含まれるLABと呼ばれる化学物質を発見しました。このことが、現在もつづけている研究のきっかけになったのです。

No.051

|2016.03.18

第51回 元・気候変動担当大使の西村六善さんに聞く、気候変動問題の解決に向けた方法論と今後の国際的な動向
 非常に端的に申しますと、気候変動にかんする議論の根っこには南北問題があったのです。途上国の貧困と南北間の格差の議論がとくに大きかったのは1960年代ですが、COPがはじまった1990年代にも、その背後に存在した最も大きな問題は南北問題だったのです。当時の議論を振り返りますと、南北問題の中に科学が割り込んできたというような感じでした。

No.050

|2016.02.22

第50回 公益財団法人廃棄物・3R研究財団・田中勝理事長に聞く、廃棄物の適正処理と循環型社会形成への道筋
 私が廃棄物分野の研究にかかわるようになったきっかけは、アメリカの大学院に留学したときにさかのぼります。奨学金を出してくれるという大学から、研究テーマに「大気環境」か「廃棄物」のどちらかを選ぶようにという指示を受けたのです。その理由ですが、地球上に人口が急増し人びとが豊かな生活を求めており、必然的に廃棄物がどんどん増え深刻な問題になるような予感がしたからです。

No.049

|2016.01.22

第49回 関荘一郎環境事務次官に聞く、2016年の環境行政の展望
 環境省は大変多くの課題を抱えておりますが、振り返りますと前身の環境庁が発足したのが1971年ですので、今年が45年目にあたります。人でいえば45歳という最も働き盛りになったともいえますので、それに相応しい環境行政を押し進め国民の期待に応えたいと、このように考えております。

No.048

|2015.12.18

第48回 公益財団法人中央温泉研究所の甘露寺泰雄専務理事に聞く、日本の温泉の魅力と可能性
 環境省の近年の温泉利用状況の報告書によると、源泉数、湧出量はここ数年頭打ちで、いくらか低下傾向にあります。自然湧出量は横ばい、新規の温泉掘削と動力源泉数は大幅に減少しています。宿泊人員も減少傾向で、収容定員も平成7年ころから減少しています。一方、温泉利用の公衆浴場数は増加傾向でしたが、ここ数年は横ばいに転じています。

No.047

|2015.11.20

第47回 国立研究開発法人国立環境研究所エコチル調査コアセンター・新田裕史センター長代行に聞く、4年が経過したエコチル調査の成果と展望
 人の健康にかかわる環境要因は実に多様です。それぞれの環境要因の単独の寄与は小さくても、全体としての寄与は大きくなります。通常の環境疫学の研究、たとえば大気汚染の健康影響の研究では、大気に直接関係する要因に絞って因果関係を明らかにするのがふつうです。そのため、ほかの要因の影響があるとしても、相対的な影響の程度については明らかにしにくいのです。この弱点を解決するには、エコチル調査のような大規模なコホート研究が必要なのです。

No.046

|2015.10.20

第46回 東京大学大学院農学生命科学研究科の下村彰男教授に聞く、日本のエコツーリズムと地域の文化・歴史を反映する風景の意義
 エコツーリズムへの関心は、ごく自然にもつようになったということでしょうか。私の研究室は「森林風致計画学」という名で、諸先輩は東京の日比谷公園や明治神宮などの設計・造園にもかかわりましたし、国立公園の制度つくりなども行ってきました。私自身も「風景計画」を研究の柱にしており、風景管理という視点からの自然保護、観光、街づくりなどを包含したものがエコツーリズムと考えているからです。

No.045

|2015.09.18

第45回 名古屋大学大学院環境学研究科の高村ゆかり教授に聞く、新たな枠組の策定が期待されるCOP21に向けた国際交渉への展望
 現在は、COP21に向け最終的な交渉の局面にはいっているといえます。パリ会議まで残すところ約100日(2015年8月24日時点)、非公式会合などを別にすれば、あと10日しかありません。各国の雰囲気は、パリ会議で新しい枠組み、できれば新しい法的な文書を策定したいという強い意向で固まってきていると思います。

No.044

|2015.08.21

第44回 石坂産業社長の石坂典子さんに聞く、地域とともに進める産業廃棄物処理の取り組み
 石坂産業は私の父親が創業者で、今年で48年目を迎えた会社です。私が社長を引き継いだのは13年ほど前のことでした。創業当時は、高度経済成長に伴い廃棄物は縮減することが目的化されていたように思います。廃棄物の容積を小さくするのに簡便なのは焼却で、今でも国内で7割ほどの廃棄物が焼却処理されているのです。現在も海洋埋め立てがつづけられています。

No.043

|2015.07.21

第43回 経団連自然保護協議会の佐藤正敏会長に聞く、自然保護を支援すること、そして自然災害に立ち向かうこと
 ご承知のとおり、地球環境が変化し、台風、ハリケーンあるいはサイクロンなどの発生頻度が高まり、規模も非常に大きくなってきています。とりわけ、この15年くらいの変化が大きいのです。私どもの損害保険業界は、このような自然災害に対する保険金の支払い額の増大という点で、環境問題による直接的な影響を受けているわけです。

No.042

|2015.06.19

第42回 中央環境審議会会長の浅野直人さんに聞く、中環審の役割と、“環境配慮の必要性”を主流化するために大事にすること
 私はもともと民法が専門で、公害被害者の救済について研究していました。加藤一郎先生が主宰されていた「人間環境問題研究会」のメンバーとして勉強したことなどがきっかけになって、1980年に当時の環境庁から依頼を受け、元の「環境影響評価法案」の国会審議を促進するための検討会のメンバーに加わったのが最初でした。

No.041

|2015.05.22

第41回 慶應義塾大学教授・伊香賀俊治さんに聞く、建築の多面的特性と持続可能性工学が目指す視点
 私は大学の学部と大学院で建築学を専攻し、大学院修了後は民間の設計事務所に勤めました。大学で、省エネあるいは今でいう創エネを研究する研究室で勉強し、設計事務所で実際に設計を行い設計した建物の省エネ性能を検証する中で、持続可能性を強く意識するようになりました。

No.040

|2015.04.20

第40回 全国小中学校環境教育研究会会長の棚橋 乾さんに聞く、ESDの要素を入れた環境教育のめざすところと取組みの現状
 「研究会」は、公害教育研究会の時代を入れると47年目を迎えました。最初は東京に公害教育研究会が創られ、その後、少しずつ全国に広がり、熱心な先生方が集まり活動されていました。1975年に、ユネスコのベオグラード憲章が出され、環境教育の目的や目標が明確になった頃から活動が活発化し、名称も現在の環境教育研究会に変わったのです。

No.039

|2015.03.20

第39回 東京農工大学大学院・畠山史郎教授に聞く、PM2.5をはじめとする越境大気汚染の生成過程と対処方法
 最初に注目された越境大気汚染は酸性雨でした。地球温暖化やオゾン層の破壊とならぶ地球環境問題として取り上げられたのです。実は、日本海側で冬に降る雪に多くの酸性物質が含まれていることは、北陸の中学校の生徒も自由研究で明らかにしており、その起源がアジア大陸ではないかと考えられていたのです。

No.038

|2015.02.24

第38回 末吉竹二郎 国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問に聞く、金融手法を活用した環境対策の日本および世界の状況
 きっかけは2000年の秋でした。ドイツ銀行の本店がある金融都市のフランクフルトで、2年に1回開かれるUNEP FIの総会にあたるラウンドテーブルミーティングがあり、私が招かれ話をしたのです。なぜ招かれたのかと言いますと、私は当時、日興アセットマネジメントで国際部門を担当しており、前年の1999年に「エコファンド」という新しい投資信託商品が売り出されました。エコファンドは、ふつうの株式投資の商品がお金にお金を産ませるのに対し、お金だけでなくて環境に配慮している企業に投資するのです。環境に優しい企業を投資でサポートする環境金融商品の第1号だったのです。それが、半年か1年足らずで1000億円を超える大ヒット商品になったのです。

No.037

|2015.01.23

第37回 鈴木正規環境事務次官に聞く、2015年の環境行政の展望
 環境省が取組む仕事は年を追うごとに多岐にわたってまいりましたが、どれもが疎かにできないものと認識しています。国民の皆さまの生命や生活にかかわる問題が多く、皆さまからの期待あるいは付託に十分応えることが、環境省の使命と考えております。省内のそれぞれの局、課、室の職員が担当するテーマに一所懸命に取組んでおりますので、私としては、全員が全力を発揮できるようしっかりサポートをしたいと思っています。

No.036

|2014.12.09

第36回 鬼頭昭雄 筑波大学生命環境系主幹研究員に聞く、近年注目を集めている気象の極端現象と地球温暖化の影響とその対策
 日本の気象庁が、気温あるいは降水量などを異常と判断するには、まず場所と期間を決めます。期間として、30年に1回の頻度で発生する現象を異常気象と定義しています。現在は、1981年から2010年までの30年間の値の平均を平年値としています。どうして30年かというと、世界気象機関に推奨されていることもありますが、30年だと一生の間に稀に起きると感じるのではないでしょうか。

No.035

|2014.11.11

第35回 倉阪秀史千葉大学大学院人文社会科学研究科教授に聞く、エネルギー政策の現状と今後の課題・展望
 第四次計画は、原発を重要なベース電源として位置づけることで議論を呼びましたが、私が問題と思うのは、経済性が色濃く出されたことです。エネルギーの安定供給は重要ですし、供給するコストも重要なのはそのとおりですが、エネルギー計画には社会を持続させる観点も非常に重要なのです。安定供給とコストだけを考えると、石炭をたくさん燃やせばいいという結論に傾いてしまいます。実際、日本で石炭火力の計画が目白押しの状況が生まれています。これは、おそらく誤りです。温暖化対策という世界全体の流れに逆行しています。

No.034

|2014.10.10

第34回 トヨタ自動車株式会社技術統括部・河合大洋担当部長に聞く、燃料電池自動車の可能性と開発の現状
 燃料電池にもいろいろな種類があり、主に5種類が研究開発されています。その中で自動車に向いているのは、薄い高分子膜で水素イオン(H)の移動で発電する「固体高分子型」というタイプです。
 ラップのように薄い高分子電解質膜が、Hだけを通す性質をもっており、その両側に触媒を塗ると、片側では水素(H2)が触媒作用でHとe-(電子)に分かれ、e-は回路を回りHは膜を通過します。一方、反対側では触媒作用で酸素が分解し、Hとe-と酸素(O2)が合体し水(H2O)ができるという仕組みです。水素と酸素から電気と水をつくるので、水の電気分解の逆のイメージですね。

No.033

|2014.09.17

第33回 立教大学・阿部治教授に聞く、環境教育のルーツとESDへの発展
 「環境教育」という言葉が最初に文献で確認できるのは、1948年のIUCN(国際自然保護連合)の設立総会でなされた、イギリス人のトマス・プリチャードの発言といわれており、自然・生態系を保全するための教育を指していました。その背景として、アメリカを中心に1800年代後半から自然学習あるいは野外教育が始まり、1900年代にはいると自然保護あるいは自然管理の活動が進められていたことがあげられます。

No.032

|2014.08.08

第32回 NPO法人海辺つくり研究会理事(事務局長)の木村尚さんに聞く、豊かで美しい海をめざした取り組み
 基本的には、海が好きだということでしょうね。
私は昭和31年生まれで、母親の実家は石川県の能登半島です。父親が仕事の関係で出張に出ると1、2年帰ってこないこともあり、母親の実家で長く過ごすことが多かったのです。
母の実家は農家でしたが、海も近く、伯父は定置網の仕事をしていました。海では漁師のおじさんたちによく遊んでもらい、魚の獲り方、潜り方など、いろいろなことを教わっているうちに海が好きになったのです。

No.031

|2014.07.10

第31回 登山家・田部井淳子さん曰く、自分で見て納得できるところが山の魅力
 女性だけでヒマラヤに行こうと、女子登攀クラブを結成したのが1969年でした。当時は、組織に属していないと海外の山に登る許可が取れなかったからです。1970年にネパール・ヒマラヤが解禁になることが分かったので、女子登攀クラブとして、まず1970年に7000m級の山、その次に8000m級の山を目標としたわけです。

No.030

|2014.06.10

第30回 国立環境研究所社会環境システム研究センター・フェロー 甲斐沼美紀子さんに聞く、脱温暖化に向けた今後の対策
 私が勤めています国立環境研究所は、1990年に国立公害研究所から名称変更されたのですが、そのころ、国内だけでなく地球全体で考えなければならない環境問題、たとえばオゾン層の減少、地球温暖化、越境大気汚染などが大変重要になってきていたのです。IPCCが創設されたのが1988年でしたし、1990年にはIPCCの第一次評価報告書が出されています。

No.029

|2014.05.09

第29回 日野市環境情報センター長・小倉紀雄さんに聞く、市民と行政と企業の協働による身近な環境問題への対応
 私は、1974年に東京農工大学に赴任し、近くを流れる多摩川の支流の南浅川で調査をはじめました。当時は下水道が十分に発達しておらず、南浅川は上流が非常にきれいで、だんだん生活排水が入って汚れていくプロセスがわかりやすかったからです。それに、南浅川だと大学から車で1時間半もあれば源流まで行くことができ、1日で上流から最下流まで回れたからです。調査をしていた1984年に、「浅川地区環境を守る婦人の会」の方々に出会いました。

No.028

|2014.04.10

第28回 東京大学・木下健名誉教授に聞く、海洋再生エネルギー利用の現状と今後の展望
 まず歴史ですが、最初に紹介したいのは、実際的な海洋再生エネルギー利用は日本の益田義雄さんが始められたことです。昭和39年、1964年のことです。海洋に浮かべる航路標識ブイが夜間にもよく見えるように光らせようと、その電源に波力を使ったのです。これが現在では世界中で広く用いられているのですから、益田さんが海洋エネルギー利用の世界の先駆者なのです。次いで、1970年頃に起きた第1次石油ショックの時、イギリスが海のエネルギーを使おうと大々的にいろいろな試みを始めました。その中心は波力でした。

No.027

|2014.03.10

第27回 日本医科大学 大久保公裕教授に聞く、花粉症の原因・影響・対応策
 1964年、今からちょうど50年前に、東京医科歯科大学の耳鼻咽喉科におられた斎藤洋三先生が、日光で初めてスギ花粉症の患者さんを報告しました。それから徐々に患者さんが増えてきたわけです。大きな原因は第二次世界大戦後に植えられたスギとヒノキの人工林で、これらの木が生長し、樹齢30年以上の成木の割合が約7割にもなったのです。成木が多いと、花粉がたくさん飛ぶわけです。この状況が北海道と沖縄以外すべてでみられています。

No.026

|2014.02.13

第26回 淑徳大学総合福祉学部 北野大教授に聞く、身近な生活環境の中での化学物質の問題
私が基本的に考えているのは、化学物質は両刃の剣ということです。うまく使えば効用を最大限に発揮できるし、誤って使えば有害になるわけです。うまく付き合うには、科学的なデータに基づく情報を大事にして使い方を考えることです。確かに、過去に化学物質による被害もありました。私たちが高をくくっていたところがあるのでしょうね。有名なパラケルススの言葉があります。「すべての物質は毒である。毒でないものは何もない。摂取量によって毒にも薬にもなる。」と。リスクとは、曝露量とハザード(危険の要因)の程度で決まるのです。我々はハザードをよく知った上で、曝露を減らしていくべきなのです。研究者としては、ハザードの小さいものを開発していくことが大事です。生活者としては、曝露を減らしていくことが大事です。

No.025

|2014.01.16

第25回 谷津龍太郎環境事務次官に聞く、2014年の環境行政
1つの大きな柱は、東日本大震災からの復旧・復興で、最も大きな課題と考えています。福島を中心に、環境省としてやらなければならないことがたくさんございます。しっかりと進めてまいります。もう1つは、地球温暖化対策に改めて重点的に取り組んでいきたいと考えています。環境省のモットーとしては、1992年の地球サミットでサステイナブル・ディベロプメント(持続可能な開発)が打ち出されたことを受け、それ以来、環境基本法・環境基本計画などを通じて持続可能な社会の実現を目指してまいりました。この政策理念に変わりはないのですが、今の時代背景の中で、持続可能な社会の実現のために、改めて個別の政策に落とし込む作業を、この1年をとおして進めていきたいと考えています。

No.024

|2013.12.10

第24回 三村信男・茨城大学地球変動適応科学研究機関長に聞く、地球温暖化への適応の現状と対策
IPCCは1988年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立されました。IPCCは、自ら研究をする組織ではありません。世界で行われている膨大な研究論文をレビューし、気候変動問題について最新の科学的認識を整理し報告することを目的にしています。気候変動枠組条約の第19回締約国会議(COP19)がポーランドで開催中ですが、COPで交渉している各国の代表らに最新の科学的情報を提供するのが重要な役目と思います。

No.023

|2013.11.11

第23回 根本崇・野田市長に聞く、地方自治体による自然共生の取り組み
野田市は東京の30キロメートル圏に位置します。江戸川と利根川に挟まれ、さらに、両河川をつなぐ利根運河に囲まれています。どれもが人工河川です。東京湾に注いでいた利根川の流路は、江戸時代初期に洪水の防御を目的に東方に移されました。江戸川は、奥州街道経由と銚子から利根川経由という、東北地方からの2つの物流ルートの確保のために切り開かれたのです。

No.022

|2013.10.11

第22回 三井住友信託銀行・高倉透取締役常務執行役員に聞く、金融が環境保全や環境創造に果たす役割
現在の三井住友信託銀行は、住友信託銀行、中央三井信託銀行、中央三井アセット信託銀行の3行が昨年4月に合併してできた会社です。 私は旧住友信託銀行の出身です。環境に対するベースとなる考え方あるいは信条に繋がる話として、入社以来、諸先輩から教えられてきたのが「住友」の歴史です。「住友」は、江戸時代に幕府から四国の新居浜にある別子銅山の経営を任せられましたが、銅の精錬で排出される亜硫酸ガスによる煙害や、燃料として大量の木を伐採したことにより、別子の山は「はげ山」になっていたのです。

No.021

|2013.09.10

第21回 環境省水・大気環境局 小林正明局長に聞く、日本の水・大気環境の課題と対策
放射性物質の除染は日本にとって経験がないだけでなく、世界的にも、これだけ密に住民が居住する中での除染は前例のないことなのです。しかし、とにかく復興のためには除染が欠かせません。環境省として、全力をあげていろいろな模索をし、いろいろな工夫を編み出しながら取り組んでいます。具体的には、震災の直後から除染についてさまざまな技術を開発し、24年度から本格的な除染作業に着手しています。

No.020

|2013.08.09

第20回 NPO法人富士山クラブ・奥島孝康理事長に聞く、「山」の魅力や価値とその付き合い方
私は生まれが四万十川の源流の地域でしたので、生まれたときからずっと自然の中で育ってきました。とくに記憶に残っているのは山と川ですね。子どものころから山とか川が好きで、大学の卒業後に教員として残ることになったとき、これで好きな読書と山歩きができると楽しい思いに浸ったのを覚えています。そういうわけで、私は生活の一部として自然との接触を楽しんでまいりました。

No.019

|2013.07.10

第19回 NPO法人国際自然大学校・佐藤初雄理事長に聞く、社会問題を解決する“自然学校”の使命
私は、教員になろうと教員養成コースのある日本体育大学に入り、そこで「野外教育」という授業に出合ったのです。授業と野外実習がありました。1年生で水泳実習、2年生でキャンプ実習、3年生でスキー実習、4年生でスケート実習が必修でした。野外教育という分野で、技術の習得だけでなく、チームワークとかコミュニケーションについて学ぶことに、新鮮さと魅力を感じました。学生時代に、子どもたちの夏休みのキャンプのリーダーをした時も、参加した子どもたちがすごく変化するのを実感したのを覚えています。

No.018

|2013.06.12

第18回 小澤紀美子東京学芸大学名誉教授に聞く、これまでとこれからの環境教育
ご存じのように、日本の学校教育の大枠は学習指導要領によって決められています。学習指導要領の1989年の改訂告示のとき(中学校1993年、高校1994年実施)に環境の内容が多く入りました。しかし、現場の先生たちが環境教育の内容を理解するのは難しいので、1991年に中学・高等学校の先生向けの環境教育指導資料(「環境教育指導資料(中・高校編)」)が策定され、学習指導要領の実施前から準備したのです。

No.017

|2013.05.10

第17回 公益社団法人全国産業廃棄物連合会・石井邦夫会長に聞く、産業廃棄物処理の現状・課題・展望
産業廃棄物は、国の統計で平成12(2000)年ころから4億トンほどの排出が続いていましたが、リーンマンショック、そして一昨年の東日本大震災もあり、平成22(2010)年度は3億8千6百万トンと、減少傾向にあります。われわれも、特にリーマンショック以降は、製造業の海外転出、産業構造の転換、3Rの推進などの影響で、取り扱う産業廃棄物は減少しているという実感をもっています。

No.016

|2013.04.10

第16回 環境再生保全機構・福井光彦理事長、環境への取り組みの経験や今後の抱負を語る
1970年代から1980年代は、大手の製造業などが産業公害対策に取り組まれていました。大手の総合商社には、熱帯林の伐採がもたらす問題への対策に取り組まれていたところがあったかもしれません。しかし、それ以外の企業では、サービス業や金融保険業も含めて、1980年代に環境問題といってもピンとこなかったと思います。

No.015

|2013.03.13

第15回 日本政策投資銀行・前田正尚常務に聞く、持続可能な社会を創る金融の役割
DBJの歴史は、戦後、日本経済及び産業の発展・活性化を目的として、日本開発銀行と北海道東北開発公庫が創られたことにはじまります。その2つの政策金融機関が統合したのが1999年10月です。その後、2008年10月に株式会社日本政策投資銀行法に基づき株式会社化されました。日本開発銀行と北海道東北開発公庫の時代には、エネルギー、都市開発、運輸・交通などへの融資を中心とし、長期的な資金供給を行っていました。

No.014

|2013.02.08

第14回 日立製作所・小豆畑茂副社長に聞く、日本のリーディング企業による環境への取組とその役割
世界共通の課題である環境問題に対処するには、環境への負荷を限りなく低減し、持続可能な社会を実現しなくてはなりません。日立は、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、「持続可能な社会」を目指すべき将来像として、「地球温暖化の防止」「資源の循環的な利用」「生態系の保全」を3つの柱とする環境ビジョンを掲げています。そのためのマイルストーンとして、2025年に向けた長期計画である「環境ビジョン2025」を策定しています。

No.013

|2013.01.11

第13回 環境省・谷津龍太郎地球環境審議官に聞く、2013年からの環境行政
温暖化対策は各国共通の課題ですので、日本もしっかりと責任・役割を果たしていかなければいけないというのが大方針です。したがって、厳しいエネルギー事情の中でも、世界最先端の温暖化対策をきっちり実施していくという決意を、改めて示す必要があると思っています。原子力発電については、原子力規制委員会が今年の夏に新しい安全基準を示されると伺っておりますので、その基準に照らして安全性の評価を進めていただくことになると思います。

No.012

|2012.12.17

第12回 ジャーナリスト・環境カウンセラーの崎田裕子さんに聞く、持続可能な社会の実現に向けた市民の力とパートナーシップの大切さ
私は10年前のヨハネスブルグのサミット(「持続可能な開発に関する世界首脳会議」)にNGOとして参加し、今回初めて政府代表団に顧問として加わり交渉過程も見ることができました。「リオ+20」では、先進国と途上国の対立構造が明確に残っているのに驚きました。途上国と言っても、人口も多く急速に発展を遂げている国も多いですから、そろそろ本音の議論が聴かれるかと思っていたからです。すべての国が同じ立場で国際貢献する場になるには時間がかかるなと思いました。

No.011

|2012.11.05

第11回 鹿島建設・塚田高明常務執行役員環境本部長に聞く、100年をつくる会社の責任と挑戦
先日、東京ビックサイトで土壌・地下水環境展が開催され、『「100年をつくる会社」鹿島の環境への取組み』と題して発表する機会がありました。そのときも申し上げたのですが、建設業の特徴は3つあると思います。第1に資源多消費産業です。結果的に廃棄物が出ます。第2は、製品のライフサイクルですが、「100年をつくる鹿島」に表されるように、100年先にも影響を与えることです。第3が、生態系や地域環境への直接的なかかわりが大きいことです。

No.010

|2012.10.05

第10回 中野良子オイスカ・インターナショナル総裁に聞く、国際協力と環境保全の取り組みの歴史
昨年、2011年はオイスカ創立50周年を迎え、今年は51年目ですから、語れば大変長い話しになってしまいます。NGOという言葉も日本にはありませんでした。国際協力という言葉もまれでした。創設が51年前ですから、昭和36年のことですが、それに先立つ昭和20年代は日本自身が戦争の廃墟の中から立ち上がろう、自分たちの食糧を含め、復興していこうという必死に生きた時代でした。

No.009

|2012.09.05

第9回 低炭素社会国際研究ネットワーク 西岡秀三事務局長に聞く、地球温暖化対策と政策策定に向けたプロセス
この数年、様子が大部変わってきたなと感じています。これまでは、どうやって地球温暖化を防ぐかを国際会議で決め、それに基づいて物事を進めてきました。最近は多くのところでそうですが、物事が決まらないという風潮が強くなっています。とりわけ国連の会議、リオの会議もそうでしたが、なかなか決まらないのです。

No.008

|2012.08.06

第8回 モンベル辰野会長が語る、自然に遊び、自然に学んだ人生
僕は大阪府の堺市に生まれたのですが、子どものころは身体が弱かった。小学生のとき、大阪府で一番高い金剛山の登山に連れて行ってもらえなかったくらいです。校医さんの判断で、君は居残りなさいと言われたのです。友達は楽しそうに行くのに、すごく口惜しくて。山への思いはそのころから募るようになりました。

No.007

|2012.07.06

第7回 山階鳥類研究所 尾崎清明 副所長に聞く、トキ・アホウドリ・コウノトリと人間との関係の歴史
私がトキにかかわりだしたのは1979年です。当時の環境庁のプロジェクトで、佐渡に残っていた野生の5羽を捕獲する目的で調査に行ったのがはじめでした。そして捕獲にも成功しました。同じ年に中国でトキが発見されて、1986年に日本人としてはじめて中国の生息地にはいりました。それは、日中間でトキを保護する、JICA(国際協力機構、当時は国際協力事業団)のプロジェクトの下準備でした。

No.006

|2012.06.07

第6回 林文子横浜市長、大都市ヨコハマの環境ビジョンを語る
きれいな空気や豊かな緑、美しい海や川などは、都市に魅力を与え、市民の皆様の生活を根底で支えてくれるものです。また、美しい花や鳥の姿・鳴き声は、私たちの生活に潤いを与えてくれます。私自身もバードウォッチングを趣味にしていますが、横浜市では、身近な緑や魅力的な景観の保全・創造に取り組んでまいりました。市内に残る貴重な自然環境や景観を護って、次世代に引き継いでいくのが私たちの責務だろうと考えています。

No.005

|2012.05.09

第5回 (株)エスパルス 早川会長、地域の中で育つサッカークラブの役割と環境への取り組みを語る
Jリーグの試合では、たくさんの飲み物などが販売されますが、危険防止のために、瓶あるいは缶から紙コップに移し替えて入場するようにルール化されています。その結果、たくさんの紙コップが無造作に捨てられていたのです。私どもの社員の間から、紙コップを何とかリサイクルできないだろうかという声が出てきたのです。2007年のことでした。

No.004

|2012.04.10

第4回 佐藤洋 国立環境研究所理事・エコチル調査コアセンター長に聞く、環境中の化学物質の子どもへの影響
エコチル調査の大きな目的は、環境化学物質の胎児期曝露、すなわち、胎内にいる胎児に母親が摂取する化学物質が移行し、出生後の子どもの発育・発達に及ぼす影響を明らかにすることです。社会の中に、環境中の化学物質に対する漠然とした不安があると思います。

No.003

|2012.03.05

第3回 大久保尚武 経団連自然保護協議会会長に聞く、企業経営と環境配慮の両立
自然保護協議会ができて、今年でちょうど20年になります。ご存じのように、企業にとっては公害時代が長くつづき、環境問題への配慮という意識が芽生えてきたのは1970年代に入ってからだと思います。

No.002

|2012.02.07

第2回 森口祐一東京大学教授 大震災からの復旧・復興を語る
(放射能汚染の実態把握について)
 ひとことで答えるのは難しいものの、科学のセオリー通り起きていることが多いと思います。ただ、対応が十分かというと、決してそうではない。残念なことですが、今回起きている事象に関し、「想定外」という言葉がよく使われます。しかし、そうではなくて…(続きは本文をご覧ください)

No.001

|2012.01.12

第1回 南川環境事務次官 新年の抱負を語る
 今年は非常に大事な年になると思っています。何よりも3.11の東日本大震災からの復旧・復興というものを急がなくてはいけないと思います。
 大震災から10ヶ月ですけれども、地元の人たちからは、まだ何ら問題は解決していないのに、東京以西では早くも風化しつつあるんじゃないか、というご指摘も受けています。