一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

硬度(水の) 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

硬度(水の)

コウド   【英】Hardness  

解説

硬度は水中に溶存するカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウム(CaCO3)の量に換算して水1L についてのmg数即ちmg/Lで表したものをいい、カルシウム硬度とマグネシウム硬度の合計量を全硬度(又は総硬度)という。

マグネシウムを多く含む水は苦味を感じる。WHO水質ガイドラインでは、硬度が0- 60は軟水、60- 120は中程度の軟水、120-180は硬水、180以上は非常な硬水といい、日本の多くの飲料水は硬度10-100mg / L以内に入る軟水と表している。

1992年厚生省はおいしい水など質の高い水道水を供給するための目標として「快適水質項目」を設定し、硬度10-100mg/L程度の水が「おいしい水」であるとした。

この解説に含まれる環境用語

この環境用語のカテゴリー

関連Webサイト