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アロワナ 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

アロワナ

アロワナ   【英】Arowana  

解説

オステオグロッサム目オステオグロッサム科の淡水魚。アロワナと総称される仲間には、シルバーアロワナ、ブラックアロワナ、ノーザンバラムンディー、スポッテッドバラムンディー、アジアアロワナ、ピラルクー、ナイルアロワナの4属7種が含まれる。アジアアロワナは体長60-90cm、ピラルクーは体長2-3mになる。原産は、東南アジアや南米、アフリカ、オーストラリア。日本には主に観賞用として輸入されている。

多くの種の分布は局所的で生息数が少ないうえ、観賞魚として人気が高く、乱獲の危険性が高いため、保全上緊急を要する。現在はアジアアロワナとピラルクーが、それぞれワシントン条約の附属書Iと同IIに掲載され、国際取引が禁止または規制されている。ただし、アジアアロワナは、インドネシア、シンガポール、マレーシアなどの政府公認の養殖場で養殖された個体に限り、附属書II扱いとなり、正式な手続きを経た後に取引が可能となる。

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