一般財団法人環境イノベーション情報機構
2004.02.09 EICの環境セミナー in 鹿児島 ~21世紀、新しい時代の環境を考える~
地球温暖化防止月間に当たる12月13日(土)、鹿児島市において「EICの環境セミナーIN鹿児島」が開催されました。 このセミナーは、日頃EICネットの運営を通じて環境に関する情報の提供を行っている(財)環境情報普及センター(EIC)が、直接市民県民の方々に、最新の環境情報を提供するとともにEICネットに関する利用者の意見を聞く機会としてセミナー形式の催しを企画されたものです。 セミナーでは、EICネット利用のためのガイダンスや地球温暖化月間にちなんだ講演があり、約100名の参加者が熱心に聴講しました。セミナー終了後、2人の講師を囲んで和やかな雰囲気で懇親会が開かれ参加者との交流が図られました。
セミナーの実施状況
会場は錦江湾・桜島を臨む、鹿児島市与次郎の「ウェルビューかごしま」。
地球にやさしい 「環のくらし」についてのパネル展示も行なわれました。
セミナー終了後、二人の講師を囲んで交流の場が設けられました。
- 八木橋 惇夫
(財)環境情報普及センター理事長
主催者挨拶
- 仮屋 基美
鹿児島県環境生活部長
来賓挨拶
- (財)環境情報普及センター情報課長 原 陽司 によるEICネットの利用ガイダンス。
セッション1「環境にかかわる情報へのアクセスについて」
- 特定非営利活動法人 くすの木自然館専務理事 浜本 奈鼓 氏 は、ふるさと鹿児島県の各地をフィールドに、環境教育の実践活動を継続しています。
長年の体験と、自然を見守りづづけてきたナチュラリストの確かな視点で、鹿児島の自然多様性の豊かさとその中に見られる温暖化の兆候や、今何をなすべきかについて話して頂きました。
セッション2「鹿児島県における地球温暖化の現状について」
- 関西学院大学総合政策学部教授 久野 武 氏 は、EICネット連載の「H教授の環境行政時評」の著者。
国立公園霧島のレンジャーや鹿児島県庁課長を歴任され、鹿児島県には縁の深い「H教授」として熱のこもった講演
21世紀の環境問題という重い課題を軽妙な「環境漫才」で解説して頂きました。
セッション3「21世紀、新しい時代の環境問題を考える」~H教授の環境講座
参加者のご意見
- 出来ることからすぐはじめることの大切さ、もっとたくさんの人に傍聴させたかった
- このセミナーで学んだことを地元で生活者の立場から生かせるように努力したい。
CO2.......地球温暖化のことを身近なこととして考えさせられた。 - 今後自分が環境についてどの様に取組むべきか考えなおした。
- 高度成長期に傷つけてしまった地球を補修する時代の到来である。一人一人が行動する姿勢が完治できる道であると思う。
- 今まで無関心派であった私、浜本さんのお話を伺い、先ず、私に出来る事から身近なところから、自然保護、環境保護を考えてみたいと思った。同じ風景を見続けるため。
主催、後援、協賛
- 主催:(財)環境情報普及センター(EIC)
- 後援:環境省、鹿児島県
- 協賛:(財)鹿児島県環境技術協会、(社)鹿児島県環境保全協会
※当財団は、平成23年7月より組織名称を変更致しました。過去の記事につきましては、当時の組織名のまま掲載しています。