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イベント情報飲料水のヒ素汚染に関する国際ワークショップ

飲料水のヒ素汚染に関する国際ワークショップ

【カテゴリ】 健康・化学物質 有害物質/PRTR

【開催日】2002.02.18

【開催地】東京都


【募集期間】| 2002.02.08〜2002.02.18 飲料水のヒ素汚染に関する国際ワークショップ
国連大学と国立環境研究所が共催

地下の帯水層から汲み上げた飲料水のヒ素汚染が現在、アジア全体で非常に大規模な問題となっています。この衛生上の危険にさらされる恐れのある人びとの数は、今日人類が直面している問題の中で最も深刻なものの1つと言えるでしょう。バングラデシュだけでも、3500万人以上がヒ素に汚染された水を飲んでおり、インドと中国では5万人以上の患者がヒ素関連の疾患に苦しんでいると報告されています。ヒ素に汚染された飲料水を飲んでいると、皮膚の病変やがん、壊疽、さらに膀胱、腎臓、肺などのがんに冒される危険があります。

飲料水のヒ素汚染はバングラデシュ、インド(西ベンガル州)で特に著しく、中国、ネパール、パキスタン、タイ、ベトナム、さらにはラテンアメリカ諸国でも、深刻な被害が広がっています。これは技術だけでなく、政策的問題もからんだ複雑な課題であり、その解決には十分な検討と総合的で戦略的な対策が必要です。

国連大学と日本の国立環境研究所(NIES)は、この問題の理解と、効果的な総合的対策の立案をめざす一歩として、国際ワークショップを開催することになりました。ワークショップ「地下水のヒ素汚染:技術的および政策面の課題」は2月18日(月)に東京渋谷のUNハウス(国連大学ビル)で開催されます。

被害が深刻なバングラデシュ、中国、インドの専門家はヒ素汚染に関する最近のデータを報告し、世界保健機関、北海道大学、東京大学など各研究機関の専門家が最近の研究成果を発表します。このワークショップがこれまでの各機関の努力や研究成果をさらに発展させることが期待されています。

ワークショップは一般に公開され、事前の申し込みは不要です。
(使用言語は英語。同時通訳はつきません。) 
報道機関の取材を歓迎いたします。ワークショッププログラム(MS WORD/PDF)


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詳細については国連大学広報部、または下記のワークショップ・ホームページをご参照下さい。(http://www.unu.edu/env/water/arsenic/Workshop_Tokyo.html

国連大学広報部
電話 (03)5467-1243/1246、FAX (03)3406-7346

【登録日】2002.02.12

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登録者情報

【登録日】 2002.02.12

【登録者】国際連合大学