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イベント情報子どもプロジェクト 連続セミナー 第5回『不妊治療』を考える

子どもプロジェクト 連続セミナー 第5回『不妊治療』を考える

【カテゴリ】 健康・化学物質 環境ホルモン

【開催日】2007.03.03

【開催地】東京都


【日時】2007年3月3日 土曜日 
    13時30分〜16時30分(開場13時)
【会場】東京芸術劇場 大会議室
    豊島区西池袋1-8-1 
    (池袋駅西口地下2b出口すぐ)
    http://www.geigeki.jp/
【参加費】1,000円(会員500円)
【講演者】
1.「子どもを取り巻く環境とリスクを減らす方法」
   戸高恵美子氏
  (千葉大学環境健康フィールド科学センター助手)
 胎児期・小児期は、人の一生の中で感受性の高い時期です。
卵子と精子が受精すると、ほんのわずかの「ゆらぎ」で正常
な発達ができない場合があります。現在、日本では出生時点
で1〜2%の外見から判断できる先天異常が発生しています。
原因は、遺伝的なものもありますが、ほとんどはわかって
いません。
 過去には、サリドマイドやジエチルスチルベストロール
(DES)などの薬剤によって、胎児に先天異常が発生した
例がありました。先天異常ではなくても、現在小学生の
約3〜4割が何らかのアレルギー疾患を持っており遺伝的な
原因によらない環境由来の疾患が最近増加していると考え
られます。
 人の発生と先天異常の説明とともに、新たな取り組みである
「環境改善型の予防医学」について紹介します。

2.「知る人ぞ知るでは済まない不妊の話」
   まさのあつこ氏
  (『日本で不妊治療を受けるということ』(岩波書店)著者)
 10組に1組のカップルは不妊であるといわれている日本。
しかし、不妊治療を受ける患者側にとって、実際の治療がどの
ようなものかは、ほとんど知られていません。患者への情報提供
や心のケアが足りていないことなど、不妊治療をめぐる体制に
ついて、ご自身の不妊治療経験も交え、不妊治療のあるべき姿を
考えます。

※講演会後に会場での交流会(16:30〜16:50)、その後に
 会場外での懇親会も予定しています。こちらも是非ご参加下さい。

【会場にいらっしゃる皆様へのお願い】
会場には化学物質過敏症の方や化学物質に敏感な方も
いらっしゃいます。会場には、化粧品、香水、クリーニング
から戻ってきたばかりの衣類の着用等を避けるようにご
配慮くださるようお願いいたします。

【お申し込み】不要
【お問い合わせ】
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1−21戸田ビル4階
TEL:03-5368-2735/FAX:03-5368-2736
URL:http://www.kokumin.kaigi.org 
団体連絡先:kokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp

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講演者プロフィール

戸高恵美子氏 プロフィール
1963年生まれ。清泉女子大学英文別科卒業後、カナダ・
モントリオール市のコンコーディア大学で環境学を学ぶ。
1993年帰国後、1996年から5年半環境新聞社記者。
2001年から千葉大学助手。環境と人の健康との関係に
ついて研究。

まさのあつこ氏 プロフィール
英会話学校講師、コンピューターのコンサルタント会社
勤務の後、通訳.翻訳業のかたわら、1995年から徳島県
木頭村の細川内ダム反対運動にかかわる。インターネット上
で、「ダム日記」を掲載。1998〜2000年まで衆議院
議員のもとで秘書を務め、主に環境関連法案作成サポートに
携わる。2001年、再び衆議院議員の政策担当秘書に。
2001年に退職。不妊治療生活に入る。
現在はジャーナリスト。共著書に「ハンドブック市民の道具
箱」(岩波書店)「Q&Aもっと知りたい環境ホルモンと
ダイオキシン−問題解決へのシステムづくり」(ぎょうせい)
「日本で不妊治療を受けるということ」(岩波書店)「八ツ
場ダムは止まるか」

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【登録日】2007.02.09

登録者情報

【登録日】 2007.02.09

【登録者】イソベキヨコ

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